<目次>
フランスで人気の水クレンジングとは? 他のクレンジングとの違いは?
水クレンジングの正体とは?人気の秘密は?
成分に水分が多く配合されているので水クレンジングと言われることが多いですが、実際は「リキッドタイプ」のクレンジング剤に当たります。
クレンジングには様々なタイプがあり「オイルタイプ」は油分が最も多く、「クリームタイプ」は油分が水分より多く、「ミルクタイプ」はクリームタイプより油分が少なく水分が多くなり、白く濁った「乳化ジェルタイプ」は油分が多く、「透明ジェルタイプ」は油分が少なくなります。
水クレンジングは肌への刺激が少ない、おすすめのメイク落とし
水クレンジングの主成分は?
リキッドクレンジング以外のオイルタイプやクリーム及びミルクタイプなどのクレンジング剤は「油分」と「界面活性剤」の二つが配合されているのに比べて、リキッドクレンジングはオイルフリーなど「油分」が少ないものが多く、主に「界面活性剤」の力によりメイクを落とします。
水クレンジング4つの魅力!フランス人に選ばれる理由は?
時短にもまつ毛エクステにも便利な水クレンジング
フランスの水道水は硬水でカルキが多く含まれています。そのためフランスでは水道水で肌を洗う習慣がなく、拭き取りクレンジングが主流です。
拭き取りクレンジング剤として、フランスで主流なのがミルクタイプとリキッドタイプ。両タイプともコットンで拭き取りますが、ミルクタイプは拭き取った後さらに化粧水での拭き取りが必要なのに比べて、リキッドタイプは拭き取った後に化粧水をつける必要がないと謳われている商品が多く、忙しいフランス女性にはリキッドタイプが人気です。
2. まつ毛エクステを付けている人に向いている
もともとまつ毛の長いフランス人ですが、最近はフランスでも「まつ毛エクステンション」が流行っています。まつ毛エクステンションに使用する接着剤は油分に弱く、オイルクレンジングではまつ毛が取れやすくなってしまうことがあります。
水クレンジングは主成分が油分ではなく水であることから、まつ毛エクステをしている人に向いています。また、泡立てた泡でゴシゴシと擦って洗顔すると、まつ毛が取れたりヨレたりしやすくなるので、そっと汚れを拭き取れる水クレンジングは、まつ毛に触れずにクレンジングできる利点もあります。
3. W洗顔が不要
オイルやクリーム及びミルクタイプのクレンジングには油分が含まれているため、肌に残った油分や落としきれなかった皮脂の汚れは、クレンジングの後にもう一度洗顔をして落とす必要があります。
水クレンジングには、油分が含まれていないため、クレンジングの後の肌はさっぱりとしていて、そのまま次のスキンケアステップへ移ることができます。
4. どこでも、いつでもクレンジングができる
フランスで売られている水クレンジングは基本的に洗い流す必要がないと記されています。コットンに染み込ませて拭き取るだけと使いかたがとてもシンプルです。疲れていてW洗顔が面倒なとき、フライトや旅行中など水を使わずに簡単にクレンジングしたいとき、洗面所に行かずにさっと素早くクレンジングできます。
水クレンジングの方法!フランス人医師が敏感肌にも勧める使い方
洗い流すワンステップを加えるパリ在住のフランス人美容専門医ベルトラン・ムーレ氏は、水クレンジングの基本成分となる界面活性剤が肌に負担がかかるのではと心配だという人や、敏感肌の人は、水クレンジングの後に洗い流すことを推奨しています。特に、水道水の硬度が気になるフランスの場合は、硬度の低いミネラルウオーターの使用がオススメとのこと。
硬度が低いミネラルウォーターが洗顔に向いている理由
日本の水道水の硬度50~60に比べて、フランスの水道水の硬度は280と非常に高いことが知られています。つまりフランスの水道水は硬水で、カルシウムイオンやマグネシウンイオンが多く含まれており、また肌の乾燥の原因となる可能性のあるカルキが多く含まれています。
フランスで販売されているミネラルウオーターのほとんどが硬水ですが、ヴォルヴィックはその中でも珍しく硬度60で、日本の水道水に非常に近く洗顔に向いています。無濾過で一切の殺菌・除菌処理をせず、水源地でボルトリングしているため、ベルトラン・ムーレ氏は洗顔に安心して使えると語っています。洗い流した後に、化粧水、保湿などのスキンケアを行うといいでしょう。
いかがでしたか?クレンジングを素早く済ませたい方や敏感肌の方は是非参考にして、フランス式の水クレンジングを試してくださいね。
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