脇腹を引き締めて、くびれを作る体幹ダイエットのやり方
女性らしい曲線を描く、くびれ。脇腹の横肉に埋もれていませんか?
【INDEX】
・脇腹の肉をそぎ落とす!「サイドプランク・クランチ」
・「サイドプランク・クランチ」のポイントを動画でチェック!
体幹トレーニングというと腹筋を割ったり、代謝を上げたりというようなやや男性的な筋トレのイメージがあるかもしれません。でも、体幹トレーニングは表層筋ではなくインナーマッスルを鍛えることができるので、体の動きがよくなり、関節も使えるようになることで、柔らかさのある女性らしい体づくりにも役立つトレーニングなのです。
さらに、ベーシックな体幹トレーニングを脇腹にフォーカスすれば、女性らしい曲線の代名詞である「くびれたウエスト」を作る筋トレにも早変わり。
日常動作ではあまり使わない脇腹にいつの間にか、脇肉や横肉がたまり、「昔はくびれがあったのに……」と嘆く女性も少なくないでしょう。そんな今こそ、脇腹の脂肪を落とし、キュッとくびれたウエストを手に入れるために、お腹周りの体幹と、脇腹の腹斜筋にアプローチするトレーニングを実践していきましょう。
脇腹にくびれを作る体幹トレ「サイドプランク・クランチ」
基本の「プランク」ポーズは、下向き。
基本の「プランク」は下向きですが、今回は、横向きで行うことで、脇腹の腹斜筋にフォーカスし、バランスのよい負荷を加えることができます。
また、手足の動きを付け、ねじる動きが加わることで、脇腹だけでなく、お腹周り全体の引き締め効果も期待できます。筋トレ&ボディメイク効果抜群なので、いわゆる腹筋運動が苦手な方も、ぜひチャレンジしてみてください。
1. 右の脇腹を下にして横向きに寝そべります。右ひじを肩の真下につき、体を支えます。
2.右ひじと脚で体を支えて体を持ち上げ、左手はまっすぐ頭上に伸ばします。肩からかかとまで一直線に、腰が床の方に沈まないよう、しっかりとお腹に力を入れてキープしましょう。
3.右肩から右かかとまでは一直線をキープしたまま、左腕のひじと左脚のひざを曲げてタッチします。ひじとひざをタッチする動きの中で、脇腹の腹斜筋を意識しましょう。
4. もう一度、STEP2の体勢に戻り、ひじとひざのタッチを4回繰り返します。このときも、引き続き脇腹の力が抜けないように注意しましょう。
次はNGの例です。腰部分が床に近づいてしまうと体幹の力が抜けているサインです。グッとこらえて、持ち上げることでより効果的にトレーニングできます。
脇腹が落ちないように注意しましょう
「サイドプランク・クランチ」のポイントを動画でチェック!
【ポイント】
・左右それぞれ4回 / 1セット。1日2セットが目安。
・肩からかかとまで一直線に。腰が沈まないよう、お腹に力を入れてキープする。
普段、脇腹の筋肉をなかなか使うことがないので、トレーニング後は心地よい達成感を味わっていただけるはずです。脇腹やくびれは、鍛えている人と鍛えていない人とで差の出やすいパーツ。ぜひ自宅でのすき間時間に積極的に実践してみてください。
撮影 /泉 三郎 取材 /北川 和子