パンプスでのウォーキング法
印象をつくる歩き姿
5センチ以上で接地面積が狭いヒールでウォーキングする際に、美しく痛くない歩き方を紹介します。
5センチ以下のパンプスでヒール部分の接地面積が広い場合は、ガイドサイトでご紹介している「スニーカーの歩き方」で歩いてください。
スニーカーでの歩き方と違う部分が多いので、ぜひ比較してみてください。
【パンプスでの歩き方】
1.角度は浅く、なるべく靴裏を見せない
角度は浅く
角度をつけるのはNG
ヒールの場合、スニーカーやフラット靴とは違い、接地面積が狭いため、角度をつけた着地は転倒の危険がありますので気をつけて。かかとから付かずに、かかととつま先部分をほぼ同時につくイメージで。
ハイヒールで爪先を引き上げて歩くと、着地時にバランスを崩し、腰椎の捻挫の可能性もありますので、パンプスの際は、ケガのないような着地を心掛けてください。
紹介している着地は、安全性があるだけではなく、見た目にも美しい着地です。
2.後ろ足は、強く蹴らない
蹴りださない
多くのパンプスには、スニーカーのように甲をサポートする靴紐がありません。スニーカーのように蹴ると、かかとがパカパカして外れやすく、転倒の原因となります。足指を開き、特に親指に力を入れ地面を押して、体を送ります。
3.膝を伸ばし、歩幅は狭く
歩幅は小さく、膝は伸ばす
ヒールがあるとバランスが崩れ、上半身が前のめりになりやすいです。見た目に悪いだけでなく転倒の恐れがありますので、通常よりも狭い歩幅にして、上半身が真っ直ぐになり、バランスを崩さない歩幅で歩きましょう。
膝を伸ばすことで、ヒップが上がります。後ろ姿を好印象にする大切な動作です。いずれも、靴と足の一体感を大切に歩きましょう。
前述の通り、5センチ以下のパンプスでヒール部分の接地面積が広い場合は、スニーカーでの基本の歩き方で歩いてOKです。
ファッションやシーンによりますが、ウォーキングの目線では、パンプスはワンストラップのものを選ぶと安定しやすくなります。ストラップによって、後ろ足で蹴ってもパカパカとかかとがはずれたりしにくいためです。
ストラップありのフラットシューズならスニーカーでのウォーキング方法を参照してください。
ハイヒールでのウォーキングで注意すること!
ハイヒールでウォーキングする注意点とは?
ハイヒールのウォーキング法は、スニーカーやフラット靴と比べてふくらはぎの収縮が少ないため、むくみやすく、アキレス腱も硬くなります。
就寝前のバスタイムで脚のケアを行い、疲れを翌日に持ち越さないように足のメンテナンスやフットケアを行いましょう。
また、「足の動き」だけではなく、美しいハイヒールウォーキングは体全体のバランスが大切になってきます。
腹筋を意識して上半身を引き上げ、体の中心に重心を置く姿勢で歩きましょう。バランスが保たれ美しいハイヒールウォーキングができます。
足は全ての土台! からだの一番下にあるため見えにくい場所ですが、土台が整っているとその上になるパーツが安定し、美しい姿を表現できます。足元を整えて印象美人を目指しましょう。