2017年風水リフォームは、輝くキッチンが幸運を呼ぶ [住宅リフォーム] All About

毎年恒例の風水リフォーム術、2017年の干支は「丁酉-ひのと・とり」、今まで頑張ってきた成果を確実に手に入れることができる年になりそうです。新年の幸運を呼ぶキーワードは、「輝くキッチン」です。

風水の極意はバランスを上手に取ることにあり

風水リフォームで2017年も元気よくいきましょう。

風水は中国の長い歴史の中で語り継がれてきた、先人たちの経験論をまとめたもの。多くの人々に受け入れられてきたということは、そこに学ぶべきことが多いということでもあります。

風水のエッセンスを取り入れることで、居心地よく元気に暮らせるなら、それはとてもハッピーなこと。2017年も風水リフォームで元気よくいきましょう。

さて風水の極意は、そのバランスの良さにあります。風水の根底に流れる五行思想とは、世界の全ては、木・火・土・金・水の5つの元素で成り立っているとし、快適な住環境を整えるためには、この5つがバランスよくあることが大切であるとしています。

例えば「火」なら、色は赤、方位は南を示し、太陽の象徴ですから活発や活動を意味しています。そこで南向きのリビングを、赤いインテリアでまとめれば、「火の気」がいっぱいのリビングになるので活発な暮らしになる、というわけですが、過ぎたるは及ばざるがごとし。あまりに活発過ぎると家に誰も居つかなくなる、なんてことになるかもしれません。

風水での教えは、この5つのバランスを整えることにあります。実は2017年の風水でも、このバランスをどう取るか？という部分が、幸運を掴むカギになりそうです。

今まで頑張ってきた成果を確実に手に入れる年
風水リフォーム2017年

丁酉-ひのと・とりは、成果と新しい芽のバランスを取ってしなやかに進みたい年。

風水リフォームの視点で、新年はどんな年になるでしょうか。2017年の干支は「丁酉-ひのと・とり」です。

丁酉の意味するところは、丁は「火」に分類され、植物の成長する姿、真っ直ぐ伸びる新たな芽吹きを意味しています。酉は「金」で、西の夕日を表し、収穫物の果実から酒を作る、成果を得ることを意味しています。

さて、この丁の「火」と酉の「金」が組み合わさるとどういう意味になるのか？と言うと、実は、「火」が「金」の効果を弱めてしまう「相克」という関係にあります。

バランスを崩し、丁の「火」が強くなり過ぎると、新しい芽が、今まで一生懸命育ててきた成果をダメにしてしまうことも。しかもその新しい芽は未知数で、自分にとって良い物になるか悪い物になるか、まだわかりません。

という訳で2017年は、新しい芽にあまり惑わされることなく、まずは今まで頑張ってきた成果を手に入れ、その後、新しい芽とじっくり向き合うのがよさそうです。そのために必要になるのが新旧を見極めるバランス感覚と、成果を確実に手に入れる助けになってくれる酉の「金」のパワーの強化です。

成果を手に入れるための鍵はキッチンの輝きにあり
風水リフォーム2017年

酉の強化にぴったりなのが、キッチンに金属の輝きを取り入れること。

成果を確実に手に入れるための「金」の強化にぴったりなのが、キッチンを美しく輝かせることです。酉は西を表し、西は女性や台所を示しています。つまり酉年の新年は、キッチンの強化が成果を手に入れる鍵に！

その際は、金属部を美しく磨くことで、よい「金」のパワーをたくさん取りこむことができるのだとか。シルバーとゴールドの輝きは、成果を手に入れやすくしてくれるのだそうです。

そこで注目したいのがキッチンの水栓金具です。水あかで輝きが失われていたり、くもっていたりしていませんか？ピカピカに磨いて、「金」を強化しましょう。また10年を過ぎていたら、そろそろ水栓金具の交換のタイミングです。思い切って交換リフォームをしてみるのもよさそうです。

タッチタイプのキッチン水栓。手元のホースを伸ばしてシャワーにもなる（TOTO）

イマドキのキッチンの水栓金具は、エコになっているのはもちろん、便利なものがたくさんあります。

特に便利に使えるのが、軽く触れるだけで水の出し止めができるタッチタイプです。炊事をしている時、一番多い動作は水の出し止めで、お米をといで食材を洗ってまな板をすすいでと、1回の食事の支度だけでも何十回も同じ動作を繰り返しています。

またハンバーグをこねるなど手が汚れている時は、いちいち拭う必要があるなど、無駄な動きが多いのも特徴。タッチタイプなら、手の甲で軽くタッチするだけで湯水が出せるので、炊事の流れがとてもスムーズに。家事の時短にもなります。

もちろん換気扇やガスコンロ、シンク、扉の取っ手などもしっかり磨いておきましょう。ガスコンロの交換のタイミングも10年が目安。リフォームの手順と最新のコンロ事情については下記で詳しくご紹介していますので、ご覧になってみて下さい。