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顔・からだ用の日焼け止めは何が違うの?兼用はNG?

日焼け止めといっても「顔用」「からだ用」「顔・からだ用」など種類が多くて、違いがわからない。どう選ぶのが正解? 使い分けのポイントは何なのでしょうか。そんな質問に山本浩未さんが答えてくれました。紫外線対策に、日焼け止めはマスト。ぜひ参考にしてください。

執筆者:All About 編集部

今回はこんな質問が届きました
「顔用とボディ用の日焼け止めって、どう違うの?」

Q. 「顔用」と「ボディ用」の日焼け止めの違いって何ですか?「顔用」「ボディ用」「顔・ボディ用」といろいろ種類があって、兼用して大丈夫か、使い分けたほうがいいのか迷います。(30代・パートアルバイト)

 

 

A.「顔用」は、スキンケア効果やメイキャップ効果があったり、「ボディ用」は、広範囲に伸ばしやすいなどの違いが。お好みやTPOで使い分けていいのですが……

顔用とからだ用の日焼け止めの違いとは

顔用とボディ用の日焼け止めの違い

春夏の紫外線対策に、日焼け止めはマストですね。 日焼け止めといっても、「顔用」「ボディ用」と種類が豊富。どれを選んでいいか迷ってしまうかもしれません。

覚えておいてほしいのは、顔と体の皮膚の違い。顔の皮膚は、体に比べると薄くデリケートで、皮脂腺も多く、面積に対して凹凸が多い。敏感でトラブルがおきやすく、目や鼻など凹凸があって形が複雑です。つまり、皮脂腺が詰まったりしやすいんですね。それに比べて体は、顔に比べて皮膚も厚く、皮脂腺も(部位によっても違いますが)顔より少ない。そして面積が広い。できれば、「顔用」と「ボディ用」はなにかと使い分けたほうがいいということに。

考え方としては、「顔用」は、保湿効果のようなスキンケア効果もあり、皮脂腺をつまらせない成分のもの、皮膚が滑らかでキレイに見えたりするメイキャップの要素も含まれています。「ボディ用」は伸びがよく、多少刺激があっても紫外線防止効果の高いものが多く、つけ心地も考慮されています。清涼感のあるつけ心地のよいものも人気ですよね。また、最近「顔・ボディ用」と表示されているものもは、どちらの機能も備えているため「使い分けるのは面倒」という方にはいいかもしれないですよね。

ちなみに私は、個人的には、やはり「顔用」は顔に。「ボディ用」は体がいいと思ってます。まず値段がぜんぜん違うでしょ。「ボディ用」は塗る面積が広いから、それなりに容量が多いけど、スキンケア効果、肌見せ効果はやはり顔用より下がるわけ。だから適材適所で使い分けます。首とデコルテ、手の甲は「顔用」を、「ボディ用」はSPF50以上の紫外線カット効果の高いものを使っています。
 

ベースメイクがシンプルな人には「顔用」をおすすめ!

ベースメイクをシンプルにしている人、例えば、日焼け止めとコンシーラーにフェイスパウダーだけ、みたいな人ならやっぱり「顔用」をおススメします。塗り心地、仕上がり、メイク持ちと全てにおいて顔用の方が合っているので、ボディ用とは使い分けて。

そして最後に。どんなにいい日焼け止めを塗っても、完璧にガードするのはとても難しいです。なぜって化粧品は落ちるから。ですから、本当に焼きたくなければ、みなさんが思う以上にちゃんとしっかり塗らなきゃダメです。塗り直しも必須です。けっこう大変なんですよね。

いちばん現実的にカバーできるのは、ベースメイクをしっかりして、日焼け止めを重ね、その上からファンデーション、パウダーなどで“何層も防御する”こと。特に頬や鼻など日焼けしやすいので、春夏は気をつけていきましょうね。
 

山本さんのおすすめアイテム

コンシーラー

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太陽の下でも透明感を叶えてくれる化粧下地。水分を抱え込みつつ、余分な皮脂もコントロール。ベタつきや白浮きがなく紫外線カット。肌見せ効果と防御&ケアが揃う優秀な下地。RMK ロングラスティングUV 30ML(SPF45 PA++++)/RMK Division

 

 

 
クリームチーク

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山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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