PR
ウイスキー&バー/ウイスキー雑学・業界情報

サウザオルニートスブラックバレル/クラフトテキーラ(2ページ目)

テキーラは1年以上オーク樽熟成したものをアネホと呼ぶ。6月28日新発売の「サウザ オルニートス ブラックバレル」は18ヵ月を超え、3回もの樽熟成を経て生まれた、新たなアネホの香味世界を創出した逸品。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

PR

 

ウイスキーの樽熟成を応用

常温ストレート

常温ストレートがおすすめ

テキーラは1年以上オーク樽で貯蔵熟成したものをアネホと呼ぶ。18ヵ月以上の樽熟成を経た「オルニートス ブラックバレル」はもちろんアネホであるが、これまでのテキーラの製法にはない3回樽熟成という特異な貯蔵法を採用している。
こうして生まれる輝かしい黄金色は、バーボンやスコッチのウイスキー樽熟成効果を応用した挑戦的で、自信に満ちあふれた深い香味を抱いている。
●Step 1:トーストしたオーク樽熟成
樽内面をミディアム・トーストしたアメリカンオーク樽に通常のアネホ製造同様、12ヵ月間貯蔵熟成。樽成分がほどよく溶出した、ソフトでスムースな香味のアネホに仕上げる。
●Step 2:強くチャーをほどこしたオーク樽熟成
次にバーボン樽のように内面をカリカリに強く焦がしたアメリカンオーク樽に原酒を移し替え、4ヵ月間熟成。この熟成でキャラメル的な甘い香味が育まれ、輝かしい黄金色に生まれ変わる。
●Step 3:トーストしたオーク新樽や古樽での熟成後にブレンド
3回目の熟成では、2回熟成した原酒を、内面をトーストした新樽や古樽など異なる経歴のオーク樽に詰め替え、さらに2~3ヵ月間熟成。ウイスキーの樽熟成的な感覚が高まり、クリーミーなバニラ様の香味がもたらされる。
そして異なるタイプの樽で熟成した原酒をブレンドして「オルニートス ブラックバレル」は誕生する。

ブルーアガベの衝撃的熟成感

クラフトマンシップにあふれる、情熱的で、挑戦的な試みから生まれたこのアネホは、未来に向けて新たなテキーラの香味創出を予感させる逸品である。
色はウイスキーか、と見紛うような黄金色。香りはウイスキー的なバニラ様があるが、ジャスミンのような可憐さ、そしてスパイシーさも感じ取れる。
味わいはスムースで、かすかにスモーキー。ウイスキーのような熟成感を抱きながら、口中で上質な独特のブルーアガベの甘みが浮遊してくる。後口には冴えた感覚とともにアガベの口中香が心地よくそよぐ。
衝撃的ともいえる、いまだかってなかったテキーラの熟成香味である。おすすめの飲み方はストレート、またはオン・ザ・ロック。モルトウイスキーを味わう感覚で、熟成感をじっくりとご堪能いただきたい。
「サウザブルー」のピュアな香味、そして「オルニートス ブラックバレル」の熟成感。香味特性の異なるふたつのテキーラを飲み比べるのもいい。まずはどちらも常温のストレートでどうぞ。(ボトル撮影/小寺浩之)

undefined

 

SAUZA HORNITOS BLACK BARREL
750ml/40%/¥4,500(税別)
色       輝かしい黄金色
香り      ウイスキー的なバニラ様・ジャスミン・心地よいスパイシーさ
味わい     スムース・かすかにスモーキー・上質なブルーアガベの甘い感覚
フィニッシュ  冴えた後口ながら、かすかにブルーアガベ独特の口中香がそよぐ

関連記事

サウザブルー/ブルーアガベ100%テキーラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2

あわせて読みたい

All About注目リンク

PR

ウイスキー&バー 人気記事ランキング

2024/11/25 更新
ランキング一覧
  1. 1ウイスキー・ソーダとハイボールの違い
  2. 2ジムビームカクテル簡単ジュース割り家飲みレシピ
  3. 33回 ライムやレモン、どうする?
  4. 4ウイスキーボトルに700mlと750mlの何故?
  5. 5サントリーオールド、冬はホットウイスキーのススメ
協力:サントリー

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます