マンション購入術/マンション情報収集術

築年数でみる!あなたに合うマンション 2.住宅ローン(3ページ目)

「築年数でみる!あなたに合うマンション」シリーズ2回目は、「金利、返済期間など住宅ローンの借りやすさ」です。築年によってローンの組みやすさは、どう変わるのでしょう。審査基準や借り入れ年数に違いがでてきそうです。

大久保 恭子

執筆者:大久保 恭子

これからの家族と住まいガイド

フラット35や一般銀行の融資条件からみて
あなたに合った中古マンションの築年数は何年?

2000年以降に建てられた築10年以内の物件で、住宅性能評価書を取得(築年数でみる、あなたに合うマンション3で説明)していれば、ローンは新築とほぼ同じ条件で借りることができそうです。

築11年~30年未満の物件については、フラット35の場合は耐久性に関する適合審査を受ける必要があり、融資が受けにくい物件が一定頻度で出現することが予想され、やや借りにくいという事実は否めません。

築30年超の旧耐震基準で建てられた物件(築年数でみる、あなたに合うマンション3で説明)については、フラット35であれば、耐久性および耐震性両面からの審査を受ける必要があったり、一般の銀行であれば20年未満と、返済期間を短く設定せざるを得なくなる可能性があります。融資を受ける難易度としては一番高くなる可能性が高いと思われます。

ここまでの結論を表にまとめると、
築年数でみる!あなたに合うマンション2の結論

 

次回は、構造・性能などマンションのつくりの違いを築年数から見ていきましょう。


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