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出産退職で生涯年収3600万ダウン!働き続ける秘訣は?(2ページ目)

出産等で退職をした後、パートや契約社員として再就職した場合、出産退職せずに働き続けるよりも年収が少なくなるのは、想像しやすいと思いますが、実際、どれくらい変わるのでしょうか。今回は、妻のキャリア別年収の違いと、子育てをしながら仕事をするための秘訣について、ご紹介します。

平野 直子

執筆者:平野 直子

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働き続ける秘訣は?

ママ残業だって。今夜はパパのカレーかな?

ママ残業だって。今夜はパパのカレーかな?

理想は、「正社員で仕事を継続」ですが、そのためには、働き続けられる環境を整えることも大切です。まず、職場の就業規則などで、どのような「仕事と育児(介護)の両立支援」制度があるか、確認しましょう。妻だけでなく、夫の職場の制度も確認することをお勧めします。
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一方、「職場環境等で仕事の継続が難しい」「子育てや家族を優先させたい」などで、退職される方も多いと思います。一度退職したけれども、現在は正社員や契約社員として仕事を継続している、という方々に話を伺うと、「ブランク期間は長くならないようにした」「家事・育児の合間に勉強して資格を取った」「子どもが小さいうちからパートや契約社員等で関連するキャリアを継続してきた」など、数年先の働き方を視野に入れている方が多くいらっしゃいました。「出産退職後、再就職」を検討している方は、参考になさってください。

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通勤時間は30分以内!? 働き続ける環境を整えよう

正社員継続派・再就職派、いずれにしても、頑張りすぎて体調を崩してしまっては元も子もありません。働き続けるための環境を整えることも大切です。前出の統計データでは、働き方別に平均の通勤時間も調べていました。正社員として継続している人は、約30分と全体平均の23分より長めですが、大体18分から30分以内ということが分かりました。パート等の場合は、今の住まいから無理なく通える範囲で仕事を探すと思いますが、新居購入等でこれから住む場所を検討中の方は、通勤時間についても参考になさってください。

家族の協力で、家計力もアップ!

妻がどんなに頑張ったとしても、妻1人だけでできることには限界があります。夫婦が行っている家事・育児等の分担方法についても、この機会に見直してみましょう。外部サービスや便利家電等、任せられる部分は活用する、というのも有効です。「年末大掃除」「定期的なお掃除代行」「家電購入」など、年間の予算に入れておくことをお勧めします。

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