目的別ファスティング診断…ファスティングで結果を出せなかった人へ
自分にあった方法のファスティングならリバウンドを防ぎやすくなる!
リバウンドしないためにメリット・デメリットを理解しよう
ファスティング=断食という意味合いがありますが、最近は、週末だけファスティングをしたり、酵素ドリンクでファスティング、1日1食だけ食べる等、部分的な断食が主流になってきました。食べる量が普段よりも大幅に減るため、摂取カロリーが少なくなることで当然体重は短期間で落ちます。週末のファスティングで2~3kg、1週間のファスティングで5~6kg等の減量に実際に成功している人もたくさんいます。しかし、結果ばかりに注目してしまい、ファスティングのデメリットをしっかり理解している人は少ないのが事実です。デメリットを理解せずにファスティングをした人の多くが、一時的に減量に成功してもすぐにリバウンドしてしまっています。反対に、きちんと理解している人は、ファスティングで落ちた体重を長期間維持できています。メリットとデメリットを理解して、今度こそ確実に成功させましょう。
ファスティングの主なメリット
・短期間で体重が落ちる・食欲が正常化する
・デトックス効果
・美肌
・便通が良くなる
・胃腸を休ませられる
・ファスティング後、料理を薄味でも食べられる(=摂取カロリーが減る)
・集中力の向上
・軽度の疲労回復
・リフレッシュ
上記は一例ですが、個人差はあるもののファスティングにより得られる効果は様々で、ダイエット以外の効果も感じられるのは嬉しいメリットです。
ファスティングの主なデメリット
・ファスティング中の激しい頭痛・震え
・めまい
・眠れない
・食欲の増大
・リバウンド
ファスティングのメリットだけに注目するととても素晴らしいダイエット方法だと思いますが、それとは反対に、上記のような症状を感じる人もいます。特に持病がある人や、病気とまではいかなくても体調が優れない人が、専門家の指導なく自己判断でファスティングを行うのはとても危険です。体重のリバウンドだけではなく体調を崩したことをきっかけに太りやすい体質になってしまったという人もいます。
あなたはどのタイプ? 3つの目的別ファスティング方法
ファスティングのメリットとデメリットを見てきましたが、ファスティングそのものが良くない、というわけではありません。大切なのは、流行っている方法をただ真似るのではなく、自分のライフスタイルや目的に合わせた方法でファスティングをすることです。下記で、特に女性の人気の目的別ファスティング方法をご紹介します。■お菓子が大好きな人向け!「糖質ファスティング」
お菓子を食べた後(特に食べ過ぎた後)に行うファスティングで、お菓子の食べ過ぎによる体重増加を防ぐのに効果があります。お菓子は糖質がたくさん含まれているため、お菓子を楽しんだ後は糖質をカットした食事を摂りましょう。お菓子はもちろん、糖質を多く含む炭水化物(ご飯やパン、麺類)、糖質の多い調味料(砂糖、ケチャップ、ソース、みりん等)、果物は避け、野菜やたんぱく質食材だけで食事をする方法です。お菓子を食べ過ぎた後の1食で実施、長くても3食分までとしましょう。糖質ファスティングをすることで血糖値が安定するので、ファスティング後はお菓子や炭水化物の過食等も防げるようになります。
■生理前の過食や外食が多い人向け!「ドリンクでファスティング」
生理前になると食欲が増加して食べ過ぎてしまう人や、外食ばかりで高カロリー食が連日続いている時はこちらがおすすめです。
胃腸をしっかり休ませつつ、摂取カロリーを1日かけて減らすことで、食べ過ぎをリセットできるので体重増加を防げます。酵素ドリンクやファスティング用の野菜・果物ジュースで1日を過ごします。数日間の暴食が続いている時は1日かけて行うのがおすすめですが、前日の夜に暴飲暴食をしてしまった分をリセットしたい時は1~2食分ファスティングするのも良いでしょう。
■夕食が就寝3時間前を切ってしまう人向け!「夕食ファスティング」
仕事が忙しくて帰宅も夕食も遅くなった、という時、夜遅い食事で体重を増やさないために夕食をカットする方法です。多少空腹を感じたまま寝ることになりますが、その方が翌朝の目覚めは良く、また、朝しっかり食べるのでその日の夕食の量が普段よりも少なくて済む、という好循環が生まれます。夜になったら断食をする12時間ダイエットに似ています。夜遅い食事がなくなるだけで体重が数日間で1~2kg落ちた、という成功体験は多く聞かれます。忙しくてつい夕食が遅くなってしまう人におすすめです。
自分の体調やライフスタイル、目的に合せたファスティング方法であれば、体に負担もなくストレスもありません。ノーストレスはダイエット成功の第一条件です。今までファスティングがなかなか成功しなかった方はぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
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