その他の炊飯器の性能・機能をチェックしよう
炊飯器にどの程度の機能を求めるかは食生活次第。自炊をほとんどしないのに、高機能の炊飯器を買っても宝の持ち腐れになってしかもかも!?
■容量
炊飯器でご飯を炊くとき、容量に対して少ない量を炊こうとすると、味が落ちたり、電気代が無駄にかかることがあります。ただし、一度に多く炊いて冷凍保存をし、日頃の調理の手間を省くというのも、一人暮らしの暮らしの知恵です。
一般的に一人暮らし向けとされる炊飯器は3合炊き。最近主流となっているIH炊飯器を選びたい場合、3合前後のものは種類が多くありません。こだわって炊飯器を選ぶなら、あえて機種の多い5合炊きを買うという方法もあります。ただし、サイズは大きくなるので、置くスペースがあるかは確認を。
■メニューボタン
白米・無洗米・玄米などお米の種類や、炊き込みご飯やおこわ、おかゆ、すしめしなど食べ方で炊きわけるメニューボタンがついている機種が多くあります。中にはカレーやシチュー、煮物、お菓子のための専用メニューがあることも。単にお米を炊くだけに使用するのであれば、メニューはあまり気にする必要がありませんが、例えば「よく玄米を食べる」なら、そういったボタンがあるかで選ぶこともできます。
■保温
一人暮らしの場合、少量炊いたとしても、一食ではどうしてもご飯が余ってしまいます。炊飯器の中で次の食事まで保温しておくことを考えるなら、保温機能にも注目をして選びましょう。長時間保温でき、また保温中も美味しさを持続できる機種、また電気代をかけずに長時間保温できる機種などが出てきています。
■炊飯器調理
最近注目されている炊飯器調理。煮込み料理やパン、ケーキなどが短時間で作れるため、一人暮らしにも人気です。ただし、機種によって調理に向かないものもあり、炊飯以外の目的で使用すると危険な場合もあるので注意してください。炊飯器調理をしたいと考えているならば、説明書等で可能なのかを確認しましょう。
■内釜
各メーカーごとで内釜に特長があり、ご飯の炊きあがりも変わるといわれています。炊飯器でもおこげが作れるものや、旨みや甘味が引き出されるもの、またふっくらと仕上がるものなど、お米にこだわりがある人は好みに合わせて選んでもいいでしょう。ただし、一人暮らし向けの低価格なマイコンジャーでは、内釜の特長などは打ち出されていない場合もあります。
==================
炊飯器は自炊をどのくらいするかどうかで選び方が変わります。また、持たなくても暮らせてしまう家電のひとつ。「忙しくても自宅でご飯を食べたい」「食費を節約したい」という人は炊飯器があると便利ですが、まずは自分の食生活を見極めてから購入してもいいかもしれません。
その他の家具や家電の選び方のヒントは『一人暮らしの洗濯機の選び方』『一人暮らしの電子レンジの選び方』『一人暮らしの冷蔵庫の選び方』『一人暮らしの掃除機の選び方』『一人暮らしのベッド or ソファの選び方』『一人暮らしの暖房器具の選び方』『一人暮らしの照明の選び方』『一人暮らしのカーテンの選び方』にまとめてありますので、ぜひ併せてご覧ください。
== 関連サイト ==
All About[炊飯器・炊飯ジャー]炊飯器の選び方のポイント
炊飯器の種類や機能について、より詳しく知りたいときはこちらが参考になります。
All About[一人暮らし]お米を“研ぐ”ってどういうこと?
自炊生活の基本中の基本。お米を美味しく食べるための研ぎ方をマスターしましょう。