ご飯
「給料日前で苦しくてもお米さえあれば…」なんてとき、一人暮らしならたまにはあるかも!? やっぱりご飯は、食の要です。
「お米を研ぐのに、洗剤を入れて洗っていた…」なんて冗談かと思うような話を聞いたことがあります。確かに最近は研がずに炊ける無洗米や、電子レンジでチンするだけで食べられる真空パックなど、便利なものがたくさんありますが…。

でも、一人暮らしたるもの、料理はできなくても、せめてお米ぐらいは自分で炊けるようになっていてほしい。ガイド記事「外食から自炊生活へと変える7Step」でもおすすめしてきましたが、忙しい毎日でも、ご飯さえあれば自炊や節約にもつながるんです。 そこで今回は、「意外と知らない!? 料理の基本」シリーズとして、お米の研ぎ方について紹介します。

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■ どうしてお米は“研ぐ”っていうの?
■ おいしいお米の研ぎ方
■ お米の研ぎ汁はこんなふうにも使える
■ 手軽で節水できる無洗米のすすめ


どうしてお米は“研ぐ”っていうの?

米を研ぐ
一人暮らしだってお米の研ぎ方くらいは、ちゃんと知っておきたいものです。
白米を炊く前にヌカや汚れを取り除くため、水洗いすることを“研ぐ”といいます。米同士をしっかりとこすり合わせる様が磨く、包丁などを研ぐといったイメージにつながったようです。ただし、最近のお米は精米技術が進み、そこまでゴシゴシと洗う、いわゆる“研ぐ”必要はありません。

ちなみに、お米を研ぐときに、爪が割れるからと泡だて器を使ったり、冬場に水が冷たいからとお湯で洗ったりするのはNG。泡だて器を使うと、米が割れてしまうことにもなり、お湯で洗うとヌカくささが残り、いずれにしても美味しくなくなってしまいますので、止めましょう。

おいしいお米の研ぎ方

お米の研ぎ方ひとつで美味しさがぐんと変わります。これまでは炊飯器のお釜でちゃっちゃと研いで、すぐに炊飯器のスイッチを押していたかもしれませんが、一度ていねいに研いだご飯の美味しさを試してみませんか。

● 用意するもの

計量カップ … 米びつや炊飯器についている専用のものがあれば、それを使った方が正確。なければ、普通の計量カップでもOK。
ボウル … 洗米可のお釜もありますが、そうでなければ、ボウルを用意した方がよい。米を洗っているうちに、お釜に傷がつき、美味しく炊けなくなってしまいます。
ざる … 一度しっかりと水切りをするのが大事。

お米を計る すばやく水を替える
1. お米を計る。すりきりで、正確に。ちなみに、1合というのは、おおよそ150g=180ccで換算されています。 2. ボウルに入れて、冷水を注ぎ、1回目はできるだけ手早く水を捨てることがヌカくささをなくすポイントです。
米を研ぐ ざるにあける
3. 水を何度か入れかえて、米同士を軽くすり合わせ(強くしすぎると、米の割れる原因になります)、ほぼ透明、やや水に白さが残っている程度まで繰り返します。大体、4~5回行うと、きれいになります。 4. いったん、ざるにあけ、水気を切ります。このまま放っておくと、お米が割れる原因になりますので、すぐに次のステップへ。
水につけておく お米を炊く
5. 分量の水を計り、米を入れ、夏場は30分程度、冬場は1時間程度、そのままつけておきます。ちなみに、米1合に対し、水は200ml程度が目安ですが、好みで調節してください。 6. あとは炊くだけ。一人暮らしにおすすめの炊き方については、ガイド記事『一人暮らしにベストな美味しいお米の炊き方』をご覧ください。


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