ストレッチ/悩み解消ストレッチ

気持ちが落ち着くストレッチ…たった3分、疲れたときにもおすすめ!

気持ちが沈んだ時は、人それぞれ解決法はあると思いますが、気持ちが落ち着くストレッチを行うのもおすすめです。今回は、朝と夜にたった3分でストレッチの効果を思う存分味わえるメニューをご紹介します。ぜひ、疲れた時に実践してみて下さい。

森 和世

執筆者:森 和世

エクササイズガイド

気持ちが落ち着くストレッチとは? イライラ女子から愛され女子に

気持ちが落ち着くストレッチ

気分の浮き沈みは誰でもあること! そんな時こそストレッチ体や心をほぐして気持ち上げていこう!

気温差が激しくなる今の時期は、体に疲れが溜まりやすいだけでなく、気持ちの浮き沈みも起きがちです。本来ならば新しい環境にも慣れ、5月病もクリアしたはずなのに、なぜか心身ともにスランプにどっぷりと浸かってはいませんか?

理由は、気温差による体力低下、季節外れの台風などによる気圧の変化、緊張していた気持ちが一段落する時など。このようにスランプ因子が溢れる時期なのです。しかも、女性は感情豊かな人が多いので、気持ちも環境や健康状態に引っ張られやすく、気分のムラが激しくなる人も多いようです。

さてこのような状況からいち早く抜け出るための心がけとして下記の3つをオススメします。特別なことは言っていませんが、もう一度普段の生活を見直し実践してみて下さい。
  • 深い呼吸と運動による血行促進
  • 良質な睡眠
  • 栄養価の高い食事
では今回は、朝、夜それぞれの疲れを解消し、気持ちを前向きにさせるストレッチをご紹介します。

ストレッチをご紹介する前に、実践する際の注意点です。
・決して無理をせず、伸ばして気持ちのいい範囲で、じっくりと動作しましょう。
・伸ばす時には、息をゆっくりと吐くようにしましょう。
・伸ばした際に鋭い痛みを感じる方向はキープ時間を短めにしましょう。
・伸ばしている部位に意識を向けるように、自分の体に集中しましょう。
 
<目次>
 

朝の3分ストレッチで朝からポジティブ美人になろう!

このストレッチは、寝起きの悪い人、寝ても疲れが取れない、むくみが気になる人にオススメです。深い呼吸にゆっくりと体を動かしながら、寝ている間に硬くなってしまった腰、肩、首周りを気持ちよくほぐします。ストレッチで血液循環が促されれば、むくみを改善して目元はパッチリ、肌の血色もよくなりチークいらずの朝から美人の出来上がりです!どんなにゆっくり動いても3分あれば十分!しかもベットの上でも出来るので、ぜひ毎朝の習慣にしてみてはいかがでしょうか。

1.楽な姿勢で座り、両手を胸の前で組みます。
動作1

動作1

2.組んだ手のひらを天井方向に向け、腕を伸ばします。手のひらを上に押し上げ、体を大きく左右に揺すりながら、脇腹、脇の下を伸ばします。この時、耳の横に二の腕が来るように、顎を軽く引き腰が反りすぎないように注意しましょう。
動作2

動作2

3.ゆっくりと息を吐きながら、両腕を肩の高さに下ろし、目線も床に下ろし、尾てい骨から腰、背中をゆっくりと伸ばします。さらに手の甲を前に向け直し、手の甲を前に押し出しながら、体を大きく左右にゆすりながら、手の甲から腕の外側をゆっくりと伸ばしましょう。
動作3

動作3

4.息を吸いながら、両手のひらを天井方向に押し上げ、体側を一度伸ばします。
動作4

動作4

5.ゆっくりと息を吐きながら両手を腰の辺りに下ろし、両手を組みます。
動作5

動作5

6.息を吸いながら、目線を天井に向け、息を吐きながら組んでいる手を後ろに押し出し胸を開きます。この時、手のひらが離れないように注意しましょう。呼吸に合わせながら、気持ちよく胸を開きます。
動作6

動作6

 

美人を底上げ! 夜の3分ストレッチで疲れを明日に残さない

このストレッチは、デスクワークや運動不足などで肩コリや腰痛、はたまた下半身が浮腫んで辛い!という人にオススメです。肩コリには胸を開いて伸ばす動作で大胸筋(胸の筋肉)をほぐすことで改善されます。さらに股関節をほぐしながら、お腹をねじったり、伸ばしたりするので、冷えが改善されたり、翌朝のトイレがスムーズになり便秘解消にも一役かってくれそうです。

安眠=成長ホルモンの分泌を促し、アンチエイジング、美肌、ダイエットに効果大です。寝つきが悪い人は、ぜひ寝る前の習慣にしてみてはいかがでしょうか。

1.うつ伏せになります。重ねた腕の上に顎をのせ、ゆっくりと呼吸を繰り返します。腹式呼吸(吸う息でお腹膨らませる、吐く息でお腹を凹ませる)を30秒~1分ほど繰り返し、一日の疲れや体の強張りを手放すイメージでリラックスしましょう。
動作1

動作1

2. 左の膝を曲げ、腰の横辺りに膝を置き、左脚の付け根、鼠径部、股関節周辺をほぐします。腹式呼吸を30秒~1分ほど繰り返し、体がターゲット部位がほぐれていくのを感じて下さい。
動作2

動作2

3.そのまま両手を前にのばし、肘を伸ばします。
動作3

動作3

4.右手の甲を左腕の下を通し、右肘、右肩を床に付けます。
動作4

動作4

5.そのまま体を反転させながら、左手を天井方向にのばし、胸を開きます。
動作5

動作5

6.そのまま左手を背中側の床に下ろします。胸をゆっくりと天井方向に向けながら、腹式呼吸を30秒~1分ほど繰り返しねじりも深めましょう。この時、骨盤の高さがあるので左膝は床から離れます。(左手を下ろす位置は、肩の高さからお尻の横まで下ろしやすい所を見つけて下さい。)反対側も同様に動作してください。
動作6

動作6

いかがですか?今回のストレッチは、どちらも3分で出来る動作ですが、その日の気分や体の状態を見ながら、ペースは決めて下さい。大切なのは、自分の体を向き合い辛い部位は積極的にラクになるようにセルフメンテナンスをすることです。何をすれば気分が落ち着くのか、前向きになるのか、その方法をたくさん知っていればネガティブスパイラルからは速やかに脱出出来るはずです。ぜひ、あなたなりの方法をたくさん見つけて、ポジティブ美人になって下さいね。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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