フランス人は本当にテーブル・マナーにウルサいのでしょうか?

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フランス人は本当にテーブルマナーにうるさいのでしょうか

フランス料理というと、ヴェルサイユ宮殿でのルイ王朝の晩餐会を思ってしまいませんか?堅苦しいイメージや「ややこしいマナーがあるのでは」と思われるかもしれません。知っているに越したことはありませんが、一般的な食事の時間にはフランス人はさほど作法としての細かいマナーにはこだわっていません。フランス人にとって大事なことは料理とその場の雰囲気、会話を楽しむこと。細かいマナーのルールを知っておくよりも、むしろ相手を不快にさせないポイントを知っておくほうが大事です。日本では「良し」とされていることでも、実はフランスではNGということがいくつかあります。今回はナイフやフォークのスマートな使い方や置き方ではなく、その辺りの違いに触れてみたいと思います。


あなたはクエスチョン・マークではありません

席に着いたら、背筋をまっすぐ伸ばして、正面を向いて座りましょう。ぐにゃりとクエスチョン・マークのように背を曲げてだらしなく椅子の背にもたれていたり、食事中の斜め座りは見ていてあまり気持ちの良いものではありません。また、使わない方の肘から手をテーブルについて体重をかけて寄りかかるようにして片手で食べているのも好感度が下がってしまいます。


ワインのルール

現代のフランス、特に都会では、食事中ワインに限らず飲み物をグラスに注ぐのは基本的に同じテーブルについている男性の仕事です。女性がお酌をする必要はありません。女性もグラスが空いたからと言って手酌をするのではなく、近くの男性に

・ワインをいただけますか?
Puis-je avoir un peu de vin ? 
(ピュイ ジュ アヴォワーる アン プー ドゥ ヴァン)

というほうがエレガントです。
また、ワインをすすめられても断ることもできます。量が少ないほうが良い時には適度な量のところで、手でストップの合図をしましょう。体調の悪い時や飲みたくない理由がある時に、すすめられたワインを断ったからといって相手の気を悪くすることはありませんし、強要されることもありません。
ワインを注いでもらうときにはグラスをテーブルに置いたままのほうがアクシデントを防ぐことができます。そして、乾杯をするときには、相手と目を合わせることが大事です。

次のページでは、テーブルでNGな音を紹介します。