「冷えは万病のもと」という東洋医学の考え

秋口から、冷え対策をはじめましょう。

女性の冷えは万病の元。秋口から、冷え対策をはじめましょう。(c)David Photo Studio

西洋医学の視点では病気として捉えられず、病院に行っても異常ではないと言われる「冷え性」や「不定愁訴」。病気ではないけれど決して「健康」とはいえない状態のことを、東洋医学では「未病」と呼びます。

未病は、痛みや不調が症状として現れる前の段階のことで、まだ病気ではないけれど病気に向かっているかもしれない状態とも言えます。心身の健康を保ち、将来の病気を予防するために、私たちはこの段階でのケアがとても大切だと考えています。

「冷えは万病のもと」と言いますが、女性が抱える「未病」の大きな原因のひとつに「冷え」があります。最近は冷えに関する調査や研究も増え、「冷え予防」の意識も高まってきていますが、冷えはからだのめぐりが滞っている証拠。体質だから……と放っておくと、生理不順やPMS、むくみや肌荒れの原因になるだけでなく、子宮や卵巣のトラブル、妊娠や出産にも関わってくるという報告もあります。

では、「冷え性」や「不定愁訴」などの未病を解消するにはどうすればいいのでしょうか?

冷え解消はハーブの女王「よもぎ」のお灸を

ハーブの女王「よもぎ」のパワーを使ったお灸は、未病との相性がよいようです。

ハーブの女王「よもぎ」のパワーを使ったお灸は、未病との相性がよいようです。

冷えにはお灸がイイというのをご存知でしたか?
からだを温め、めぐりを良くして、人が本来もっている自然治癒力を最大に引き出すための健康法です。6世紀に日本に伝播し、江戸時代には国の医療として重要な役割を担っていたんですよ。
また、お灸(もぐさ)のもととなる「よもぎ」は、女性が悩むマイナートラブルに対する効能の幅広さから「ハーブの女王」と呼ばれ、漢方の世界では「病を艾(止)める」薬草といわれています。

お灸には、血管を拡張させて血行を促進し、からだを温める効果があります。また、お灸の香りにはリラックス効果もあり、じんわりと温まるお灸独特の感覚は緊張した神経や筋肉をほぐして代謝を高めてくれます。免疫機能も活性化され、ストレス解消や病気になりにくいからだを作っていくことも期待できます。

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