17 雲輝玉宇牌楼
雲輝玉宇を通して見える昆明湖は広大で美しい
18 排雲門
メインエリアへの入口の排雲門。正殿へと続く堂々たる門構え
19 排雲殿
頤和園の中でもひときわ贅を尽くした宮殿。後方に仏香閣が見える
急斜面に造られた見事な通路。昔の建築技術の高さに圧巻
次の宝雲閣は仏香閣の西やや下方にあるので、排雲殿の左側(西)の通路を上っていきます。ここから山頂まで、急勾配な道が続きます。
20 宝雲閣(別名:銅亭)
2015年春現在、内部は公開されておらず見学は外観のみ
次の轉輪蔵は2015年春現在、公開されていないので、仏香閣エリアの西端へ行って眺めるのみとなります。
21 轉輪蔵
中央の石碑には乾隆帝による「万寿山昆明湖」の文字が刻まれている
22 仏香閣
万寿山の中央にそびえる仏香閣。頤和園の代表的な風景
豪華かつ複雑な構造の仏香閣。清朝の繁栄を象徴する建物
もともとは9層の細長い塔を建てる計画で、8層まで完成させたそうなのですが、都の西北に塔を建てるのは不吉であり、広い昆明湖に対してあまりに貧弱だということから、現在のどっしりした八閣三層の仏香閣に造りかえられたとのことです。
ここで仏香閣エリアは終了となります。出口を出て北へ進むと、智慧海が見えてきます。
23 智慧海(別名:無梁殿)
チベット仏教の特徴を備えた美しい寺院
ここからは下り坂のコースとなります。
24 四大部洲
18の建造物群からなる巨大なチベット式宗教建築群
25 蘇州街
河が凍らない季節は船に乗って見学することもできる
伝統工芸を披露する職人が技を披露してくれる店もある
現在も日用品や衣料品、雑貨や伝統工芸品などを扱う店や、伝統食を供すレストランなどがあり、いにしえの皇帝や皇妃になりきって楽しむことができます。
頤和園観光はこれで終了です。おつかれさまでした! このページで紹介したのは王道コースですが、それ以外にも頤和園にはまだまだ見所が存在しています。近年注目されている万寿山の北側一帯については「新しい頤和園を体験!北京で大注目の后山后湖景区」という記事で紹介しています。こちらもぜひ併せて読んでみてくださいね。