変わっていく？ これからのWordの使い方
今回、Word for iPadを紹介しましたが、正直なところ、文書作成・編集という観点では、やはりキーボード＋マウスが使えるWindowsやMac版のワードの方が圧倒的に使いやすいと思います。私自身、iPad版やiPhone版のワードで原稿を書く気には、とてもなれません。しかし、それでもWord for iPad/iPhoneは、十分に利用価値のある素晴らしいアプリだと思います。というのは、今後は、ワードの使い方が変わっていくと思うからです。
デスクに座っているときはWindows版のワードで文書を作成し、社外ではiPad版で確認する。あるいは、事務職のＡさんはWindows版のワードで資料を作成し、営業職のＢさんは、その資料をiPad版で利用する。今後は、このようにワードの使い方が分化していくと思うのです。
その意味でも、Word for iPad/Phoneが正式に利用できるようになった意義は大きいと思います。Windows版やMac版のワードが使われなくなることはないと思いますが、その一方で、iPad版やiPhone版のワードでも十分というユーザーは確実に増えていく。そう思います。いまは、Wordを含めて、Office製品の使い方が大きく変わっていく転換点なのかもしれません。
＜参考サイト＞
Word for iPad を Word for Mac、Word for Windows と比較する
