フランス語の疑問詞覚え方とは
フランス語の疑問詞覚え方とは
フランス語版5W1H一覧
それでは、コミュニケーションの核ともいえる疑問詞。基本中の基本フランス語版5W1Hから確認しておきましょう。- Quand ?(カン/いつ)
- Où ? (ウ/どこ))
- Qui ?(キ/だれ)
- Que ? (ク/何)
- Pourquoi ?(プルクワ/なぜ)
- Comment ?(コマン/どのように)
検定風に実践練習
それでは、これらの疑問詞を使ってフランス語検定風に練習してみましょう。まずはQui ?とQue ?に関してですが、フランス語検定の5級レベルでは、Qui est-ce ?(キエス/誰ですか?)とQu'est-ce que c'est ?(ケスクセ/何ですか?)の区別がきちんとできているかが問われます。つまり、答えが人となるか?モノであるか?ということを考えなければなりません。例えば、答えがC'est la mère de François.(それはフランソワの母です。)という場合には、質問の文はQui est-ce ?でなければならないというわけですね。聞き取りになっても、この区別が瞬時にできるようにおさえておきましょう。次にComment ?ですが、これは会話でも一瞬わからなくなる人が多いのですが、名前を聞かれているのか?「元気ですか?」と聞かれているのか迷うようです。例えば、Ton père s'appelle comment ?(君の父さんの名前は?)とかComment va-t-il ?(彼は元気?)といったような疑問文の場合です。こうしたパターンでは、使われている動詞に注目しましょう。名前であればIl s'appelle(イル サペール)となるように、質問と解答が同じ動詞だと覚えておけばあせらなくてすみます。
最後にoù?に関してですが、これは前置詞deを伴ってd'où ?(ドウ/どこから?)という質問になることもあります。出身地をたずねるTu viens d'où ?(テュ ヴィアン ドゥ)の形で覚えておきましょう。
名詞の性数によって変化する疑問形容詞
検定でも、会話でも5W1Hの次に使用頻度が高いのは、「何の~?」「どんな~?」という意味の疑問形容詞quel(ケル)を使った疑問文です。以下のように後に続く名詞の性数にあわせて変化しますので、例文ごと覚えてしまいましょう。なお、発音はすべて「ケル」となります。疑問形容詞quel
- Quel temps fait-il ?(ケル タン フェティル/天気はどうですか?)
- Quel âge ?(ケラージュ/何歳ですか?)
- Quel jour sommes-nous aujourd'hui ? (ケルジュール ソム ヌ オージュルデュイ/今日は何曜日ですか?)
- Quel est ton numéro de téléphone?(ケレ トン ニュメロ ドゥ テレフォンヌ/君の電話番号は何番?)
- Quelle heure est-il ?(ケルール エティル/何時ですか?)
- Quelle est votre nationalité ?(ケレ ヴォートル ナスィオナリテ/あなたの国籍は?)
- Quelle est votre profession ?(ケレ ヴォートル プロフェスィヨン/あなたの職業は?)
まずは、相手にいろいろ質問することが上達の早道。質問上手をめざして頑張りましょう!
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