冷たいものの摂りすぎが、体の不調を招く原因に!?
今年の夏も暑い日が続き、かき氷やアイス、冷えたすいかやビールなど、喉ごしの冷たいものが美味しく感じられましたよね。でも冷たいものをたくさん摂って胃腸が急激に冷やされると、おなかが痛くなったり下痢をしてしまうなんていうことも……。
胃腸が食べ物を消化吸収する際、胃の温度が37~38度だとよく機能するそうですが、一気に冷たいものを食べたり飲んだりすることで血流が悪くなると、消化吸収の力が低下します。
胃の働きが低下してすれば、栄養を摂り込みにくくなったり、下痢や便秘になったりします。また、ガスが溜まり易くなり、困った事にやたらとおならが出るようにも……。免疫力も落ちるので、夏バテや夏風邪にかかりやすくなります。自律神経が乱れて疲れが抜けにくくなったり、むくみの原因にもなるなど……、正に良い事なし。
こう考えると、暑いからといって冷たいものをどんどん飲んだり食べたりするのは考えものですよね。
とはいえ、いつも気をつけるのは難しいと思うので、せめて体調の悪い日や、お腹がゆるくなっている時、疲れが抜けない時には、氷の入った飲み物や冷たい食べ物は極力避けましょう。どうしても飲みたい時は、がぶ飲みは避けてゆっくり口の中で時間を置きながら飲むようにしてください。
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