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何がどう違うの!? マルチビタミンの違い(2ページ目)

色々なメーカーから販売されているマルチビタミン。同じ名前だから、同じような中身なのでは?と思ったら大間違い。実は価格も中身も製品によってかなり違いがあります。マルチビタミンを買う前に知っておきたい、マルチビタミンの違いや選び方を紹介します。

小浦 ゆきえ

執筆者:小浦 ゆきえ

ダイエット食品・サプリガイド


マルチビタミンのタイプと選択基準を確認

まず、マルチビタミンには大きく分けて3つのタイプがあります。含まれている栄養素の量によって「低用量タイプ」「中用量タイプ」「高用量タイプ」の3つに分けられるのです。これを見分けるには、パッケージの裏側の栄養成分量を比較してみましょう。
それぞれのタイプを見分けるポイントや個性についてはこれから説明していきますが、これとあわせて確認しておきたいのが「マルチビタミンに何を期待するか?」です。たとえば、「ビタミン不足を予防したい」「今の健康を維持したい」「積極的に体の状態を改善していきたい」という期待することの違いによって、どのタイプのどんな製品を選べばよいかも違ってきます。

では早速、マルチビタミンの3つのタイプについて、特徴や利用のポイントをご紹介しましょう。

栄養不足を予防したい人向け 低用量タイプ

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いろんな栄養素を少しずつ

低用量タイプは、「ビタミン不足を予防する」という観点で作られている製品です。
含まれている栄養素の量は、栄養素の欠乏症を起こさない量を目安に設定されています。ですから、ほとんどの栄養素が「日本人の食事摂取基準」の推奨量や目安量に沿って作られています。栄養表示で、それぞれのビタミンの含有量が1日推奨量の30~100%になっているものは低用量タイプの製品です。%表示がない場合、ビタミンB1やB2の量が1~10mgであれば低用量タイプです。

「栄養機能食品」という表示が多いのも、このタイプの特徴です。(栄養機能食品としての表示が許される量の範囲は、比較的低用量のため)
口の中で噛んで溶かすチュアブルや、ドリンク、ゼリー飲料、菓子型の製品の場合、栄養素の濃度が高くなると味にクセが出てしまうため、ほとんどが低用量タイプになっています。
低用量タイプでは、過剰症になる心配はほぼありません。仮に間違って5倍くらい摂ってしまったとしても、過剰症の心配がほとんどないくらいです。

価格帯は、粒状のサプリメントの場合、合成の栄養素がメインの製品は、1千円以下~3千円/月。こだわった天然の材料を使っている場合、3~5千円/月程度が目安となります。

代表的な製品:
大塚製薬(ネイチャーメイド マルチビタミン&ミネラル
DHC(マルチビタミン/ミネラル+Q10
アサヒ(ディアナチュラ マルチビタミン&ミネラル
ファンケル(マルチビタミンマルチビタミン&ミネラル
小林製薬(マルチビタミンマルチビタミンミネラル
明治(ローラ マルチビタミン&ミネラル
森永製菓(ウィダーinゼリー マルチビタミンイン
バイタルケアーズ(マルチビタミン29
アクアヴィータ(マルチビタミン&ミネラル+64種の野草発酵エキス
井藤漢方製薬(サプリル マルチビタミン
グリコ(パワープロダクション エキストラ ビタミン&ミネラル
ボディプラスインターナショナル(VIVO

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注意)国内で販売されているマルチビタミンの代表的なものを紹介しています。
複数のマルチビタミンを発売しているメーカーに関しては、代表的な製品を紹介しています。栄養素の量は、ホームページ掲載(2015年4月現在)の情報を参照しています。
紹介している製品は、栄養素の量と、用量によるタイプ分けを紹介するもので、製品の品質を保証するものではありません。また、同じメーカーでもタイプの異なる製品もありますので、購入にあたっては、栄養成分表示をきちんと確認してください。
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