「女子の味方」紅花の使い方は難しくありません。ぜひ気軽に料理やお茶として試してみてくださいね。
乾燥した紅花は、漢方薬局で「紅花(こうか)」として販売されています。インターネットなどでも入手可能。また、生産が盛んな山形では、地元の農園などでネット通販を行っています。次のページでもご案内しますね。
料理にプラスするだけで
彩りもバツグンの「美女薬膳」に♪
紅花の使い方は、茶こしに入れて水洗いした後に、少量の水や酒に30分程度ひたしてから料理に使います。煮物や炒めものに入れたり、和えものに入れたり、サラダなど料理のトッピングとして使えます。彩りも鮮やかになります。肉にも魚にも合いますよ。汁けのあるものの場合は、戻し汁も一緒に使ってくださいね。
イカと野菜の紅花煮
血を増やすイカ、血を巡らせる玉ねぎ、パプリカと紅花を組み合わせた血行をぐんぐんアップするレシピです。紅花を入れると、味にコクも出ておすすめです。イカのうまみがじんわり楽しめて、白ワインにも合う一品♪
イカ、たまねぎ、パプリカ、紅花効果で血行促進
【材料]
するめいか 1ぱい
玉ねぎ(薄切り) 1/2個
パプリカ(薄切り) 1/2個
トマト(粗みじん切り) 1/2個
紅花 小さじ2
白ワイン 大さじ3
ローリエ 1枚
オリーブ油、塩、こしょう 適量
【作り方】
1.紅花を白ワインに30分ひたす。
2.イカは胴からワタを抜き、軟骨をのぞき、目、くちばしを切り落とす。胴は2センチメートルの輪切り、えんぺら、足は食べやすく切る。
3.フライパンにオリーブ油を熱し玉ねぎ、パプリカ、2を炒め、トマト、1、水1カップ、ローリエ、塩、こしょうを加えて煮立ったら、弱火にして15分煮る。
女子力アップな「紅花酒」
密閉できる瓶にホワイトリカー1000mlと紅花30gを入れて、2週間程度で「紅花酒」の、でき上がり。毎日、おちょこ1杯くらいを目途にどうぞ。紹興酒に漬けるのもおすすめ。「紅花茶」でクイックビューティ
お茶として使うのも手軽な利用法。茶こしに入れて水洗いしてから、水に入れて加熱し、5分程度煮てできあがり。身体を温める紅茶との組み合わせも、味や香りがマイルドになり、おすすめです。次のページでは山形県の紅花生産者の方に、お伺いした紅花情報をご紹介します!