必要なのは「止める」技術
そういえば、「なぜこの行動を続けているのだろう?」
「なぜこれをしているのだろう?」
「このフローはなくてもいいのではないか?」
と疑問に思うことがあれば、「止める」ことを検討する価値があります。
これまで通り? それとも?
行動には「止める」という選択肢があることを意識することが止め上手になるための第一歩です。そして、実際に止めるために、「止める」ための時間を持つようにします。
たとえば、
- キックオフしたものの進展も進捗もしていないプロジェクト
- 続けてはいるが効果や価値があまり感じられない習慣
- 何となく続けているがそもそも何のためか分からないルーティンワーク
毎日数分ずつ、毎週1時間、月に1日など、タイミングや時間は自分に合った方法で構いません。止めることに集中するための時間を確保し、止めることの候補リストをつくります。このときはあまり深く考えず、「候補」を挙げるようにしましょう。
そして、本当に止めるか否かを検討し、止めると決めたことを具体的に完了していきます。必ずしも一度に全部に取りかかる必要もありません。
1つ1つ完了するたびに、エネルギーと時間を新たに手にすることができます。
完了することと並行して、自分自身がどのようなことを未完了のままにしがちかをリストから考察してください。そこで得たヒントを今度は「始める」ときに活かすことで、将来的に「止める」ことのリストを減らすこともできます。
さて、あなたは何から止めますか?
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