京都グルメ/京都のフレンチ

フレンチ「ランベリー」の京都店がオープン!(2ページ目)

東京・表参道にあるフレンチ「ランベリー(L'EMBELLIR)」が京都店をオープン! しかもお店は祇園八坂神社鳥居内という素晴らしきロケーションにあり、内装も含めて雰囲気抜群。今回は本店のスペシャリテを含むランチコースから御紹介していきます。

執筆者:麻生 玲央

ランチコースより

水

ミネラルウォーターも充実してます

岸本シェフも東京から頻繁に来られるとのことですが、普段の厨房を預かるシェフは岸本シェフの薫陶を受けたツートップ、森英昭さんと桑原卓哉さんのお二人です。またパティシエだけで何と3名! さらに支配人兼チーフソムリエの渡部智弘さん始めサービス陣もきびきびと気持ちのよい応対です。

それでは以下、ランチコース5,000円(税サ別)から御紹介していきます。

・アミューズ ブーシュ
アミューズ

アミューズ・ブーシュその1

まず、スターターとしてアミューズ ブーシュが2皿出てきます。1皿目はグラスの器に入った「生ハムのババロア」。初夏の季節に相応しい涼しげな見た目に、滑らかクリーミィな舌触り、コクのあるテイストが食欲を刺激してくれます。
 
アミューズ

アミューズ・ブーシュその2

2皿目のアミューズはレンズ豆のチュイールの中にサラダを入れたものと、春巻の中に豚のリエットを詰めたもの。パン粉とイカスミをローストした「土」の上に置かれた盛り付けも含めて、楽しくなるスタートです。


・前菜
山菜と貝類undefinedクレームドセザムundefined~お花畑の装い~

山菜と貝類 クレームドセザム ~お花畑の装い~

ランベリー本店の(春の)スペシャリテである「山菜と貝類 クレームドセザム」。10数種類の春野菜と貝(蛤やミル貝など)の季節感に、生姜のアクセントが利いた胡麻のソースをかけた一皿です(上写真はソースをかける前のもの)。鮮やかなアートのような盛り付けで、崩すのがもったいないほど! まさに食べるお花畑と言えるでしょう。


・魚料理
石川産メバルのポワレundefined新玉葱と蕪のブイヨン仕立てundefinedミントの薫るうすい豆を添えて

石川産メバルのポワレ 新玉葱と蕪のブイヨン仕立て ミントの薫るうすい豆を添えて

魚料理は「石川産メバル」で食パンを刻んだものを表面に乗せてポワレしたもの。これはソースではなく、ブイヨンでいただく料理で、野菜のエキスが入った繊細なテイストのブイヨンがメバルの持ち味を引き立てていました。


・肉料理
フランス産カイユの炭火焼き もも肉のスッポンファルス

フランス産カイユの炭火焼き もも肉のスッポンファルス

肉料理は多彩な地野菜とカイユ(うずら)、大原のセリ、サマートリュフがバランスよく配置された一皿が登場。カイユの身質を活かした火入れも見事ですが、特に九条葱や玉葱、スッポンを詰めたファルスが秀逸の仕上がり。ソースも軽やか上品で、うずら料理でここまで感激できたのは本当に久しぶりでしたね。

次ページでは、デザートやスペシャリテのクグロフ等を御紹介します
 
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