フィヨルド観光で人気！ノルウェー第二の都市ベルゲン(3ページ目)

シーフードにまつわる観光スポット

トルグアルメニンゲン通りには、猟師の姿を描いた「海の男の記念碑」が立っています。漁業やシーフードの背景を詳しく知りたい場合は、ハンザ商人やブリッゲンの歴史が分かる「ハンザ博物館」や「ブリッゲン博物館」がおすすめ。海の生物達と生で触れ合ったり、フィヨルドに住む海洋生物について知りたければ、「魚市場」や「ベルゲン水族館」に行ってみましょう。

＜DATA＞
■Det Hanseatiske Museum（ハンザ博物館）
住所：Finnegården 1A, Bryggen, 5003 Bergen
電話：+47 55 54 46 90+47 55 54 46 90
営業時間：（5～9月）毎日9:00～17:00、（10～4月）火～土曜11:00～14:00、日曜11:00～16:00、月曜休館
料金：大人1人70ノルウェークローネ

気候と服装、ベルゲンは「雨の街」!?

メキシコ暖流のお陰で、緯度の割には比較的温暖な気候に恵まれています。首都オスロよりも気温が温かいことが多いのですが、ベルゲン観光の際は折り畳み傘があると便利。「1年の三分の二が雨」と言われるほど、頻繁に雨が降ります。日本で事前に軽い折り畳み傘を用意しておいたほうが、現地で購入する時間を節約することができるかもしれません。もしくは軽量で帽子付きの防水・防風対策がされているウインドブレーカーがあると便利でしょう。

別記事「ノルウェーの季節・気候・旅の服装」

ベルゲンの有名人！ 音楽家グリーグ

ベルゲンが世界に誇る有名人といえば作曲家エドヴァルド・グリーグ（1843～1907）。「誰だろう？」と思った方は、「ペール・ギュント」をインターネットで検索してみてください。聞いたことがある方もきっとおられるでしょう。ノルウェーの自然や風土を愛したグリーグは、民族音楽の要素を取り込んだ多くの歌曲やピアノ曲を残しました。グリーグと妻ニーナが暮らした住居は、今では博物館として人気観光スポットになっています（別記事「ベルゲンの観光スポット、エドヴァルド・グリーグ博物館、トロールハウゲン」）。

冬の楽しみ方

ベルゲンはフィヨルド観光を目的とする旅行者が多いために夏が盛り上がりますが、反対に冬はひっそりと静かで、また違った雰囲気を味わうことができます。11月中旬からクリスマスの時期になると、スーパーなどではクリスマス限定のお菓子なども販売され、「グロッグ」と呼ばれる北欧のホットワインも飲食店で味わうことができます（別記事「北欧の冬酒　ホットワイン「グロッグ」のお土産」）。

また、毎年ベルゲンでは大規模なジンジャーブレッドクッキーの展示が行なわれます。子ども達が作ったお菓子の街は、見ごたえあり。通常はトルグアルメニンゲン通りで特別展示場が作られているので、開催期間中であればぜひ立ち寄ってみてください（確認は観光案内所にて）。

※1ノルウェークローネは2014年5月現在、約17.2円。おおむね17円前後で推移。