北欧の冬の飲み物 グロッグ

北欧のホットワインundefinedグロッグ

ノルウェー家庭で一般的な甘い冬の飲み物、グロッグ。赤ワイン入りやノンアルコールがあり、幅広い世代に人気あり。材料の残りでオレンジの香り球を作り、クリスマスモードを演出してみましょう Photo:Asaki Abumi

北欧ノルウェーのクリスマスを中心とした冬の時期に好んで飲まれる飲み物「グロッグ」(Gløgg)。スパイスが効いた甘い飲み物で、ぽかぽかと体を温めてくれます。レシピは国や人によって様々ですが、赤ワインにスパイスを淹れた調理法が一般的です。欧州で飲まれるグリュ―ワイン、モルドワインに似ています。またノルウェーではお湯で希釈するノンアルコールの市販のグロッグも大変人気があり、子どもから大人までの幅広い世代に愛飲されています。大人になっても、ノンアルコールのグロッグが大好きという人も多く、ノルウェー人にとっては「なつかしい、家庭のクリスマスの飲み物」ともいえます。

冬は暖炉の側で、暖かいグロッグを。
レーズンとアーモンド入りは、飲みながら、食べる!

アルコール入りグロッグ

アルコール専売所で購入可能のアルコール度数12.5%のグロッグ Photo;Asaki Abumi

主にノルウェーでは、シナモン、クローブ、カルダモン、スターアニス(八角/はっかく)などのスパイスを、レーズン、アーモンド、オレンジと一緒に、赤ワインもしくは市販のアルコール無しのグロッグエキスと混ぜて煮詰めます。

オレンジやシナモンスティックは必ずしもなければいけない材料ではありませんが、反対に必ずセットにしておきたい材料が、「レーズン」と「砕いたアーモンド」です。グロッグを「飲みながら」、スプーンで中に沈んでいるレーズンやアーモンドを「すくって食べる」のがノルウェー流です。

ノルウェーでは、グロッグは一般家庭で頻繁に飲まれるもので、飲食店ではほとんど取り扱っていません。旅行中に飲みたい時は、アルコール専売公社でアルコール入りのグロッグ、スーパーでアルコール無しのグロッグエキスが購入可能で、またクリスマス時期にはクリスマスマーケットの屋台で飲むことができます。
  • Rød Herregårdsgløgg 117ノルウェークローネ(ノルウェーの伝統的なレシピで作られたアルコール入りグロッグ。アルコール専売公社で販売されており、クローブ、シナモン、生姜、オレンジなどで味付けされている)
別記事
「酒のお土産が買える国営酒屋のアルコール専売公社」
「満点の雰囲気! 本場オスロのクリスマスマーケット」

スーパーのお土産におすすめ、子どもも飲めるノンアルコールのグロッグ

ノンアルコールのグロッグ

スーパーで販売されているノンアルコールのグロッグ Photo:Asaki Abumi

甘いノンアルコールのエキスは、11月中旬頃から国内各地のスーパーで販売されます。作り方はとても簡単! 市販エキスをコップの三分の一ほど注ぎ、お湯をコップの三分の二ほど注ぐだけです(お湯の代わりにワインを入れてもOK)。レーズンと砕いたアーモンド入りのミックス袋も販売されています。価格も安いので、冬の旅行のお土産としてもおすすめです。
  • グロッグ用ミックス袋/Tomtegløgg Mix(写真左) 175グラム 28ノルウェークローネ
  • 定番 赤ワイン風グロッグエキス/Tomtegløgg(真ん中) 500ミリリットル 40ノルウェークローネ 
  • 白ワイン風グロッグエキス/Lys Tomtegløgg(右)500ミリリットル 40ノルウェークローネ 
別記事「ノルウェーのスーパー「Meny」でお土産探し」
「食市場マートハーレン」では特別なリンゴ味のグロッグ(ノンアルコール)も購入可能。

次のページでは、日本でも作れるグロッグの簡単レシピをご紹介します!