手ぬぐいを半分に切って活用すると楽しみ方も倍増!
手ぬぐいが見直され、手ぬぐいの専門店も増えています。おしゃれな絵柄も楽しくて、愛用している方も多いでしょう。ガイドサイト「暮らしの歳時記」でも、手ぬぐいの使い方をたくさん紹介してきました。今回はちょっと目先を変えて、手ぬぐいを半分に切って使う方法を7つご紹介します。楽しみ方も倍増しますよ。<目次>
<ハーフカット活用術>
手ぬぐいは切りっぱなしでOK!縫う必要なし
今回は、手ぬぐいを半分の長さに切ったものを使いますが、切ったところを縫わないといけないのでしょうか? 答えは、いいえ。切りっぱなしで構わないのです。もともと、手ぬぐいは両端(縦側の両端)が切りっぱなしになっていて、縫い目がありません。手ぬぐいというのは、反物を切って作られていますが、切ったところをあえて縫わないことで、乾きが早く、縫い目に汚れがたまらないため清潔に長く使えます。また、ケガをしたときの包帯など、必要に応じて手で引き裂くこともできます。切れた鼻緒を手ぬぐいで直す姿に惚れました……そんな話があるのも、手ぬぐいならではのことです。
切りっ放しなので糸がほつれてきますが、2~3回洗うとほつれにくくなるので大丈夫。時々ほつれた糸を切り揃えると、ほつれがおさまってきます。
ハーフカット活用術1:ショート手ぬぐい、ハンカチ
手ぬぐいのサイズはおよそ90センチ。手ぬぐいを半分に切るとおよそ45センチになりますが、ハンカチやプチタオル同様に使うなら十分なサイズです。1枚ものに比べて、ハーフカット手ぬぐいは厚みが半分になりコンパクトなため、小さなバッグにハンカチとして入れたい時に役立ちます。※通常の手ぬぐいは、長さを活かし、ハンカチ、タオル、冷房・日焼け対策、ペットボトルホルダーなどに活用できます。
「手ぬぐいの使い方~旅先での使い道に超便利な13通りの活用術」
ハーフカット活用術2:手ぬぐいでおしぼり
おしぼりにするなら、ショートサイズの手ぬぐいがぴったり。ハーフカット手ぬぐいは、おしぼり入れにちょうどいい大きさなのです。普段使いはもちろんのこと、お客様にお出しすると、粋なおもてなしができます。夏は濡らしてから冷蔵庫で冷やしたり、冷凍庫で凍らせておいて使う直前に水にくぐらせると、冷たくて気持ちがいいですよ。また、お弁当用のおしぼりとしても役立ちます。新品よりも、いい具合にくたびれている方が使い勝手が良いでしょう。手ぬぐいのおしぼりとナプキンは、和食器にもマッチします
ハーフカット活用術3:手ぬぐいでナプキン
テーブルセッティングのナプキンとして、手ぬぐいを用います。和食器や和食にマッチして、洒落た雰囲気になります。ナプキンの折り方は多様ですから、検索してみて色々なパターンを見つけるとよいでしょう。通常のナプキンは正方形なので、長方形の手ぬぐいの片側を折って正方形にしてから折り始めれば対応できます。今回掲載しているナプキンの折り方は、長方形のままでOKな「扇」という折り方です。ハーフカット活用術4:手ぬぐいでお弁当包み
ハーフカット手ぬぐいはお弁当を包むのに手頃な大きさです。お弁当包みは数種類あると楽しいので、数を増やす上でも役立つでしょう。手ぬぐいは長方形のため、まずは対角に被せ、最後に結ぶとおさまりが良いでしょう。手ぬぐいおしぼりを添えてもいいですね。ハーフカット活用術5:カトラリー入れ
お弁当包みと揃いのカトラリー入れ。箸でもスプーンでも必要なものを包んで行けるので、覚えておくと便利。ペットボトルホルダーも手ぬぐいです
箸、スプーン、フォークなど、入れたいものに合わせて適当に折り、くるくると巻くだけなので、いかようにも対応できます。はじめに下部を折り上げておくと袋状になるため、抜け落ちることもありません。布なので、携帯中もカチャカチャ音がたつことがなく、食事中はランチョンマットやナプキンになります。使用後は洗濯すればOK。お弁当包みとお揃いで使えます。
ペットボトルも、手ぬぐいホルダーに入れて行くと快適ですよ。
「手ぬぐいの使い方:ペットボトルホルダー」
ハーフカット活用術6:手ぬぐいでポケットティッシュケース
折るだけで、ポケットティッシュのケースになります。ケースにはポケットが2つ付いているので、ちょっとした小物も入ります。作り方は、こちらで詳しく説明しています。
「手ぬぐいの使い方:ティッシュケース(箱、ポケティ)」
ハーフカット活用術7:手ぬぐいでブックカバー
書店でくれる紙のブックカバーと同じように、上下左右を折り、アイロンをかければ出来上がり。味のあるブックカバーになります。白地のものは透けやすいので、色柄ものが適しているでしょう。本格的に作りたい方は、縫って仕上げてください。今回は縫う必要のない方法を7つ紹介しましたが、手芸の材料として考えると用途はさらに広がります。アイデアを活かして楽しんでみてくださいね。
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