セブン-イレブンの戦略
業界のリーダーとして圧倒的な実績を誇るセブン-イレブンの戦略とは?
コトラー教授によれば、業界のリーダーは市場規模の拡大やマーケットシェアの拡大を目指した戦略を採用することになります。
たとえば、市場規模の拡大でいえば、これまで利用してこなかった顧客を取り込んだり、既存顧客であれば、より利用頻度を高める戦略を考えていく必要があるのです。また、マーケットシェア拡大の観点からは、低価格競争などを仕掛けて、ライバル企業から顧客を奪い去る戦略などが考えられます。
実際にセブン-イレブンでは、コンビニコーヒーの中で100円という最も安い価格で多くの顧客を惹きつけています。また、朝の通勤時やランチの時間帯では、顧客が集中し、混雑振りから購入を諦める顧客を少しでも減らすために、抽出マシンを2台以上設置する店舗を今年の8月末までに全国9000店にまで拡大するなど、機会ロスを極力減らして市場やマーケットシェアの拡大を図る戦略を取っています。
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