ノルウェー/ベルゲン

地元で話題!魚料理のおいしいベルゲンのレストラン

ベルゲンでおいしいシーフード料理を食べたい時は、レストラン「Lysverket」(リースヴェルケ)へ。2013年6月にオープンして以降、美食家の間でも話題となっているスポットで、観光スポットでもある美術館内にあります。素敵な音楽が流れ、バーにはノルウェー産のお酒が豊富に並びます。地元食材を利用した「新北欧料理」が堪能できる場所でもあり、贅沢なグルメ体験ができるレストランです。

鐙 麻樹

執筆者:鐙 麻樹

ノルウェーガイド

ベルゲンの美術館通り沿いのおいしいシーフードレストラン

レストラン店内

ノルウェーのおいしいシーフード料理が食べられるレストラン Photo:Line Thit Klein

ベルゲン中心部にあるレストラン「Lysverket」(リースヴェルケ)は、地元民や美食家の間で、シーフードがおいしいと評判のお店です。レストランが位置しているのは、建物が4つに分かれているコーデー(KODE)美術館内。画家エドヴァルド・ムンクの絵画も保存されている4館目の建物「KODE4」内にあります。出入り口の目の前には大きな池、その後ろには山々が広がっており、素敵な景色も堪能可能。外の通りには、美術館や「グリーグホール」と呼ばれるコンサートホールが集中していることから、別名は「美術館通り」とも。

1938年築のレストランの建物は、かつては光熱費の支払いをする場所として地元では知られていたことから、店名は「光の工場」を意味。入り口では約80個ほどの電球が美術品のように飾られ、館内のインテリアはデンマークの家具メーカーKøbenhavns Møbelsnedkeriなどの北欧ブランドが中心、屋外からの日差しがたっぷり入るようにデザインされています。アート巡りのついでにランチやディナーで立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

ベルゲン周辺で採れた魚介類を盛り込んだ、新北欧料理

タラ料理

日本のタラと比較すると、噛み応えのあるノルウェーのタラ Photo: Marius Fiskum

デザート

地元の食材であるリンゴや木の実をアレンジしたおしゃれなデザート Photo:Marius Fiskum

レストランでは、国内のシーフードを豊富に揃え、北欧料理のアイデンティティを模索した個性的な料理を提供。まさに今話題の「新北欧料理」が食べられる一箇所でもあります。新北欧料理とは、「ニュー・ノルディック・キュイジーヌ」と呼ばれる、北欧料理の新風潮。地元の食材を使用しながら、各北欧地域のこれまでの料理をユニークにアレンジ。オーガニックやサステイナブルにも精通した料理で、編み出される料理はシェフやレストランによって異なります。

レスロラン兼バーにもなっているので、お酒も豊富。ワインのほかに、蒸留酒アクアヴィット、マイクロブルワリーが醸造したビール、季節の味をベースにしたカクテルなどを揃えます。プロのDJ選出による音楽もかかっているので、ゆったりと豪華な雰囲気の中で食事を楽しめるのではないでしょうか。

一流シェフがこだわる、地元のシーフード素材

北欧シェフ

人気シェフのクリストフェル・ホトゥフト氏 Photo:Marius Fiskum

レストランの有名シェフは、ノルウェー人男性のクリストフェル・ホトゥフト(Christopher Haatuft)氏。ニューヨークの一流トップレストランなどで修行を積んだ後、2013年についに自身のレストランであるこの「Lysverket」をオープンしました。シーフードにこだわりのある彼はベルゲン周辺の島へ従業員と一緒に出かけて、貝などの魚介類を採りにいくこともあるそうです。芸術品のように、プレートの上に美しく飾られてテーブルに運ばれてくる食事は、見ても食べても楽しめる作品。サーモン以外にも、ノルウェーにはタラなどのおいしい海の恵みが実は豊富にあるのだと、再発見することができるかもしれません。人気レストランなので、事前予約は忘れずに!

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外観

レストランの周囲は美術館もあり、湖や木々が豊富なリラックス空間 Photo:Magne Sandnes

Lysverket(リースヴェルケ)
住所: Rasmus Meyers Allé 9
電話:55 60 31 00
営業時間:火~木曜 12:00~翌日1:00
金・土曜 12:00~翌日3:00
日曜 13:00~17:00
定休日:月曜
目安価格:
ランチ/3コース 395ノルウェークローネ(サンドイッチなど単体メニューもあり)
ディナー/3コース 595ノルウェークローネ、5コース 745ノルウェークローネ、9コース 995ノルウェークローネ
※ディナーメニューは単体ではなく、コース注文となります。

■おすすめ関連記事
※1ノルウェークローネは2014年4月現在、約17円。おおむね17円前後で推移。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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