注目のマンション「ザ・パークハウス上鷺宮」
運営サイト「家の時間」において、業界に携わる専門家の方々に注目物件をピックアップしていただいている。オールアバウトのガイドをされている岡本郁雄氏や大久保恭子氏にもご協力いただいた。最新号(4月9日掲載)では小森谷正氏に選出してもらっているのだが、その中に含まれているのが本物件「ザ・パークハウス上鷺宮」である。そもそも根強い人気を誇る低層マンションであること、しかも総戸数261戸と例を見ない規模であることが最大の特徴だ。
先日、事業主である三菱地所レジデンスがモデルルーム記者発表会を行った。昨年(2013年)10月から公開したホームページへの問い合わせは約3,000件。2月から集客を開始、4月4日時点での来場数は約700件。驚いたのは分譲価格だ。予定の段階ではあるのだが、坪あたり@280~290万円を想定しているという。ちなみに「ザ・パークハウス上鷺宮」は、最寄駅が西武池袋線「富士見台」駅徒歩4分、所在地は「中野区上鷺宮」である。
利便性が向上した西武池袋線
各駅停車しか停まらない「富士見台」駅は「池袋」駅から数えて7つ目。特急、急行等の本数が多く、途中それらの通過待ちなども考慮すると現実には準急で「池袋」を出て、「練馬」駅にて各駅停車に乗り換え、「中村橋」駅を経て到着する経路が多くなると予想する。物件概要には「中村橋」駅徒歩9分とも表記。西武新宿線は急行停車駅「鷺ノ宮」駅が最寄りのようだが、徒歩で20分以上要しそうだ。HPに表記がないことからも、日常利用は現実的ではないのだろう。西武池袋線は、東急東横線ならびに副都心線の相互乗り入れで利便性が高まった。直通の本数としては日中1時間に2本程度だが、「新宿三丁目」や「渋谷」、横浜方面へも乗り換えがスムーズになったことは間違いない。有楽町線への乗り入れ本数も多く、ほぼ主要ビジネス街へのダイレクトアクセスが可能になった。その路線名称から、あくまで「池袋経由の移動」を連想させるが、複数路線を活用できるロケーションにあると認識を新たにしなければならない。
駅前は、北口も南口も道の両サイドに店舗が並ぶ商店街にはさまれている。1、2分も歩けば住宅街に出る。現地は、南方向に歩いて4分の場所。低層住宅街の広がる街並みである。