フランス語の感嘆詞フレーズとは

フランス語の感嘆詞フレーズとは

日本語で掛け声、呼びかけ、感動、応答、挨拶など単独で意味合いを持つ表現を感動詞といいますが、フランス語にも似たような感情や感覚を直接的に表す表現があります。

フランス語を勉強するにあたり、文法ではこれらの表現を感動詞または間投詞と表しているようです。

ここでは文法的な定義というよりも、「旅行中に耳にする」または「使える」フランス語という切り口から、間投詞な表現、感嘆詞的な表現、またはそういった意味合いを持つもの、使い方をされているものをまとめて「感動詞」という形で紹介したいと思います。

どの言語でも「感動詞」は会話の中でたくさん使われます。「感動詞」を知ることで、会話の意味合いが掴みやすくなるのではないでしょうか。
   

フランス語の感嘆詞を解説する前に……日本語の感動詞の種類

フランス語の感動詞をイメージしていただくために、まずは日本語の感動詞にはどんな表現があるか見てみましょう。

掛け声:どっこい・よいしょ
呼びかけ:おい・こら・これこれ・そら・それ・どれ・もし・やあ
感動:あっ・あら・あれ・えっ・おお・おや・ほら・まあ・やれやれ・さあ
応答:はい・いいえ・うん・ああ・いや・ええ
挨拶:おはよう(ございます)・こんにちは・こんばんは・さようなら

だいたいどんなものかイメージしていただけましたか。では、フランス語に移りましょう。
まずは上記の分け方に沿って掛け声呼びかけ感動に当てはまるものを見てみます。
なお、ここでは応答・挨拶には触れません。
 

フランス語の感嘆詞:掛け声

フランス語の感嘆詞を解説

Bravo ! ブラヴォ!

応援の掛け声などに使われる表現で、スポーツ観戦にも使われています。

・それいけ Allez ! アレ

・それいけ Vas-y ! ヴァ ジィ
※一人の人に対して使われます

・ブラボー Bravo ! ブらヴォ

・がんばれ Courage ! クらージュ

・オーエス Oh ! Hisse ! オー イス
 

フランス語の感嘆詞:呼びかけ

人を呼ぶときなどに使われる表現です。
・おい Eh ! エ

・こっちですよ Coucou ! クークー

・もしもし Allô. アロー
※電話の「もしもし」として使われます。
 

フランス語の感嘆詞:感動

いろいろな感情を表す表現

いろいろな感情を表す表現

驚いたり、喜んだり、呆れたときに使われる表現です。

・おや、あら Tiens ! ティヤン

・痛い Aïe ! アイ

・あらら Oh ! là, là ! オ ラ ラ

・ははあ Ah ! ha ! ア ハ

・へえ本当 Ah bon ? ア ボン

・ああ悲しいかな Hélas. エラス
※演劇のセリフにもよく登場します。

・なんてこった、いやまったく Ça alors ! サ アローる

・しめた、うまくいったぞ Ça y est ! サ イ エ

・よかった Tant mieux ! タン ミュー

・仕方がない残念だ Tant pis. タン ピ
 

フランス語の感嘆詞:その他の表現

掛け声、呼びかけ、感動には当てはまらないと思われるものの、よく耳にする表現です。

・飲食店で頼んだものがテーブルに運ばれたとき、何か手渡されるとき、または提示されるときなどにもよく使われます。
ほら、そら、どうぞ Voila ! ヴォワラ

・話題の転換や結論付けをするときによく使われます。
どれ、よし、それでは、 Bon. ボン

・何かを始めるときに、誘うような意味合いで使われます。
さあ行こう、さあ始めよう、さあ出発しよう On y va ! オニヴァ
 

フランス語の感嘆詞:子どものいるシーンで使われる表現

「ばあ」

「ばあ」

子どもの世界でも使われる表現があります。

・いわゆる「いない いない ばあ」の「ばあ」です。
ばあ Coucou ! クークー

・相手を驚かせるときに使われます。
わっ Bou ! ブー

・静かにさせたいときに使われます。
しっ Chut ! シュッ


ここでご紹介した表現も、状況によって違う意味合いで使われることもあります。どんな表現がどんな状況で使われているか観察してみると面白いですよ。


※発音表記は、区別をするために、R の音はひらがなで、L の音はカタカナで表示しています。

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