姿勢・仕草/姿勢・仕草エクササイズ、矯正改善

快眠&ゆがみリセット効果もある正しい寝姿勢とは?(4ページ目)

良質な睡眠は「美」と「健康」に不可欠です。快眠には様々な要素が必要ですが、「姿勢」も含まれていることを御存じですか? 快眠を得るためにも「骨格バランスを整える寝る姿勢」でゆがみをリセットしましょう。起きているときの「美姿勢」につながります。

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド

ゆがみリセットストレッチ 骨盤・股関節 編

【骨盤】
骨盤ストレッチ

骨盤をシッカリ立てます

首で使用したタオルを、左の写真のように、腰(骨盤上部)に横に置きます。

両手は体の横におき、両膝を揃えて立てます。
息を吸って吐きながら両脚を右へ倒します。この時左右の膝を離さないように意識しましょう。顔は左を向きます。

次に、息を吸って吐きながら両膝をつけたまま左へ倒します。この時顔は右側に。左右3回程度行います。

 

【股関節】
股関節のストレッチ

脚の力を抜いて

腰に入れたタオルをとり、脚を伸ばし全身の力を抜きリラックスします。

左右の足を内外とブラブラさせ脚全体の力を抜きます。力任せに行うのではなく、股関節をゆるめる意識で行います。呼吸を止めずに10回程度行います。

 


良質な睡眠で美のエネルギーをチャージ!

なかなか納得いく睡眠を得ることが出来ない方は、姿勢だけではなく、寝具・温度・湿度・明り・音・香り(アロマ)などの条件が整っているかチェックしてみましょう。 寝具に関しては、姿勢の観点からはマットレスと枕を整えることからスタート。
特に、デスクワークが多い方は、頸椎のゆがみからくる肩こりでお悩みの方も多いので、枕を工夫して頸椎のゆがみをリセットしましょう。

首は7つの骨(頸椎)からできており、その中を神経が通っています。首(頸椎)は緩やかに湾曲しており、寝ている時は、枕によってその湾曲をサポートし、筋肉の緊張をとります。枕があっていないと首(頸椎)が不自然な形となり、首の一部の筋肉が緊張し、血液の循環も悪くなり、頭痛や肩こりの原因となることもあります。睡眠中に首の骨(頸椎)と筋肉を休ませる枕選びが良い姿勢に大切です。

 枕選びのポイント

枕の高さ

自分の心地よい高さを見つけよう

  1. 首がキツイ、のどが苦しい、腕がしびれるなど体に違和感がないこと。
  2. 寝がえりをうちやすい大きさと高さ。
  3. 首の角度が床面に対して10度前後になるように後頭部と背中を支える。
  4. 季節や好みにあった素材選び。そば、ウレタン、ソフトビーズなど色々な素材が出ていますので季節や好みにより選びましょう。

市販の枕でなくても、写真のようにバスタオルをたたんで、ご自分の頸椎の角度にあった枕を手軽に作ることが出来ますのでお試しください。

良質な睡眠は、充実した翌日を過ごす為の大切な時間です。美しい姿勢を無理なくキープする為にも「寝る姿勢」意識してみましょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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