今回がシリーズの最終回です。まずは弊社で採用した華僑系インドネシア人留学生を題材に、気づいた点から書き下ろしましょう。最後に、まとめと総括として、グローバルリーダーとしての世界標準の共通言語を示し結びたいと思います。

インドネシア人留学生から考える

外国人と仕事をしての気づき、化学反応がイノベーションに繋がるでしょう

外国人と仕事をしての気づき、化学反応がイノベーションに繋がるでしょう

昨年12月にグローバル化の一環として、外国人留学生を1名採用しました。彼女の出身はインドネシアのジャカルタです。母国の国立大の医学部を経て、現在、東京大学に在籍しています。授業の関係で週2回ペースで来られますが、グローバルを考える上での様々の気づきを与えてくれます。

例えば、「インドネシア人から見て、日本人や韓国人や中国人をどう思うか?」と質問します。このように最大公約数的に日本人はよく考えるものです。彼女の答えは「全体感としての差異はあるだろうが、あくまでも個人によって違うのではないか」という回答でした。どうやら、このようにステレオタイプに括ることに違和感を覚えたようです。

この点に関しては、個に立脚して考えるか、集団に立脚して考えるかの違いでしょう。確かに、ガイドの私も集団として括られることに抵抗感を持ちます。あくまでも個人立脚であり、その意味では、ガイドの私は典型的な日本人ではなく、イレギュラーな日本人と捉えるべきでしょう。(笑)

It depends on person.-“それは人に拠る”という意味ですが、実はパーソナリティー(性格特性)は国を越えた思考行動パターンそのものなので、パーソナリティーはグローバルを考える上での共通言語になるかもしれません。パーソナリティーをベースに、ダイバーシティー(多様性)を考えることは1つの切り口と考えています。

確かに、企業内研修等で国籍の違う受講者と接しますが、日本人以上に日本人的なタイプの外国人は存在するものです。結局のところ、長く日本に定住する外国人は日本人と同じような思考行動パターンの人が多いものです。そもそもの部分に加え、日本という環境や教育によって培われてきたことでしょう。