何を
そのターゲット客層に「何を」提供するのでしょうか?なんとなくあいまいな要素が残っていてはいけません。商品・サービスの要素をかなり具体的に決めていく必要があります。例えば、コンサルタント業だとしたら
- 誰がコンサルティングを担当する?
- どんな手法?
- それを名付けて「○○」という?
- それを導入するとどんな効果がある?
- 価格は?
- 支払い方法は?
- 提供期間は?
- 成果が出なかった場合はどうなる?
どうやって
その商品・サービスをどうやって売るのでしょうか?ここをよく考えないと失敗します。先行するライバル達がウヨウヨといるマーケットに新参者が殴り込みを掛けるわけですから。売るために
- どんな仕掛けをする?
- 広告媒体は?
- SEO、リスティング広告で展開するキーワードは?
- 他社に勝てる武器は?
- 差別化できる点はある?
- 価格的に他社に勝てる?
- 付加価値は高い?
- 「なるほど!」と唸らせる何かがある?
- 知ってもらうための手段は考え抜いた?
- フロントエンドとバックエンド、無料オファーは?
- リピートしてもらうための工夫は? etc.
何となくはダメ、でも多少の遠回りはOK!
いかがでしょうか?「意外と不明確かも」と思った点もあったのではないでしょうか?事業コンセプトを明確化していく作業は非常に大事です。「いやいや、最初からそんなのムリだよ!」と思った方がいるかもしれません。はい、その通りだと思います。やってみなきゃわからないということもありますからね。ただ、なんとなくが一番ダメ。事業計画書の段階でまずは仮説、検証しましょう。そして、実際に起業したあと、結果を見ながら軌道修正していくのです。この繰り返しをできる人が成功へのパスポートを手にできるといえるでしょう。
起業前にやっておくべきことを一冊の本にまとめました
著書の発売から1周年となりました。会社員の段階から起業準備をする際に、知っておくべきこと、やっておくべきことを一挙公開しています。準備のチェックリストとして活用できるようになっています。起業成功の確率をあげるためにもぜひご一読ください。