「誰に」、「何を」、「どのように」売るのか?
誰に、何を、どのように売るのか。簡潔に説明できるか
これが事業コンセプトです。優秀な人は自分のビジネスを30秒以内でスパッと説明します。いや、30秒も要らないです。10秒で説明できると思います。逆にダメな人は、これを2分、3分とダラダラ説明します。簡潔に説明できるほどに体系化できていないことが原因だ思われます。当然、話した相手は後で思い出せず、全く営業にも結びつきません。
さらには、事業コンセプトがあいまいだと、ターゲット客層から見て、ブレていて魅力のない商品・サービスになってしまいます。つまりはターゲット客層から見て、「刺さらない」ビジネスでスタートを切ることになるのです。
このようなことにならぬよう、起業前に事業コンセプトを明確にしておきましょう。簡単にいうと「誰に」、「何を」、「どのように」売るのか。その3つを簡潔に答えられるかです。これが事業計画書でもまさにキモの部分に当たります。
参考情報:「事業計画書の書き方」
誰に
まず、「誰に」その商品サービスを提供するのでしょうか?ある一人の人物(またはある会社)を想定できるまでにプロファイリング。ターゲット客層を絞り込んでいきましょう。■個人がターゲットだとしたら
- どこに住んでいる?
- 何歳くらい?
- どこに通勤している?
- どんな職業?
- どんなことに関心をもっている?
- どんな家族構成?
- どんな趣味をもっている?
- どんな悩みを抱えている?
- 何を実現したい? etc.
- どこにある会社?
- 従業員数は?
- 業種は?
- 資本金は?
- 何が経営課題?
- 何を実現したい? etc.