世界最大級! イグアスの滝へ
世界最大級の滝は、アルゼンチンで最もメジャーな観光名所 写真提供:アルゼンチン観光局
アルゼンチンで最も有名な世界遺産であり観光地といえば、イグアスの滝の名前が真っ先に挙がります。見る者すべてを圧倒する大瀑布は、一生に一度は行く価値あり。滝の代名詞とも言えるイグアスの滝は、アルゼンチンに行くならぜひ見ておきましょう。
イグアスの滝の基本情報
イグアス国立公園は、滝だけでなく野鳥や蝶など動植物の宝庫でもある 写真提供:アルゼンチン観光局
ナイアガラ、ビクトリアと並び、世界三大瀑布のひとつであるイグアスの滝。アルゼンチンとブラジルの国境をまたぎ、およそ4kmに渡って数多くの滝が形作られています。最大落差が80m、毎秒6万5千トンという圧倒的な水量は数字だけでは想像もつかないですが、最大の見どころである「悪魔ののどぶえ」と呼ばれる大滝を見れば、そのすごさも体感できるはずです。
イグアス国立公園内は、ひとりでゆっくり楽しむだけでなく、アクティブなツアーに参加するのも楽しみのひとつ。また、動植物の固有種の宝庫でもあるので、鳥や蝶などにも気をつけて見てみましょう。
イグアスの滝はアルゼンチン側からだけでなく、ブラジル側からも見ることが出来ます。それぞれ違う楽しみ方が出来るので、時間が許す限り両方向からイグアスを堪能してみてください。
イグアスの滝のベストシーズン
季節によって、大小の滝は表情を変える 写真提供:アルゼンチン観光局
イグアスの滝では、一年を通じて迫力ある大瀑布を楽しむことができまが、時期によって水量も変わり、見え方も違ってきます。一般的には、現地の夏(12~2月)が雨期にあたるため、水量も多く本来の滝を堪能できるといわれています。ただし、近年の異常気象によって水量もまちまちでいつがベストシーズンかという明確なことは言えません……。ですから、どんな滝の姿を見られるかというのは、運次第ということになります。また、満月の時期に合わせていくと、フルムーンツアーという選択肢も増えます。
イグアス周辺は、ブエノスアイレスよりも緯度が低いということもあり、温暖で冬でも薄着で平気です。逆に夏は30度を超える日も多く、帽子や日焼け止めなどで熱射病対策をしておきましょう。