北欧風オープンサンドイッチ、スモーブロー
北欧風オープンサンドイッチのスモーブロー。ノルウェーサーモンや甘エビを卵などの具と一緒にトッピング!
飲食店やホテルのブッフェでよく見かけるのが、オープンサンドイッチである「スモーブロー/Smørbrød」。パンの上に、野菜、チーズ、ハムなどをのせ、塩胡椒やディルなどのスパイスやハーブをふりかけます。盛り付け方法は多種多様! 観光中に一休みついでに、カフェで飲み物と一緒に気軽に軽食として味わってみてはいかがでしょうか。ほかのノルウェー料理に比べてお値段もお手軽なので、節約旅行派の人や
アパートメントホテルなどでキッチンで自炊をする方にもおすすめ。スーパーでは、パンの上に載せる食品「ポーレッグ/Pålegg」のコーナーがあるので、材料は簡単に揃えることができます。
スモーブローのブッフェがあるオスロのホテル
知っておくと便利! 赤いコケモモのジャム
中央奥にある赤いジャムがコケモモのジャム。肉やジャガイモに添えて食べるのがノルウェー流 Photo: Espen Mills/Tasteofnationaltouristroutes.com/visitnorway.com
飲食店で提供されるグリルやソテー料理では、「魚もしくは肉+野菜+じゃがいも+茶色いソース+赤いジャム」がセットになっていることがよくあります。この「赤いジャム」は、「ティッテバール/Tyttebær」と言うコケモモのジャム(リンゴンベリージャム)。家庭料理の定番で、ミートボールなどに添えて食べます。「お肉にジャム」という意外な組み合わせですが、これが意外とおいしい! カジュアルな食堂風レストランでは、カウンターなどの側にジャムの瓶が置いてあることもあり、会計時に好きなだけジャムを自分で添えることができます。
ほかにも山々で採れるベリーは豊富にあり、多くの料理やデザートで使用されています。特に夏になるとノルウェー産イチゴがスーパーや露店で販売されており、その味は絶品です。
乳製品/ヤギの茶色い甘いチーズ、ブルノスト
甘いノルウェーのヤギのチーズ「ブルノスト」。平たい乾パンクネッケブローとも相性抜群
数あるノルウェーチーズの中でまずおすすめしたいのが、茶色いヤギの甘いチーズ「ブルノスト/Brunost」。甘いので最初の一口で驚く人も多いですが、慣れると癖になってしまうかも!? 味が強いので、ほかの具は一緒にせずに、パンの上にチーズ1枚を載せて食べます。ショップでは独特なフォルムのチーズスライサーが売られており、お土産としておすすめです。