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ヴッパタール舞踊団・瀬山亜津咲インタビュー!(3ページ目)

ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団が来日公演を実現! 伝説の名作『コンタクトホーフ』を引っさげ、日本のファンを魅了します。来日に先駆け、ヴッパタール舞踊団で活躍する日本人ダンサー・瀬山亜津咲さんにメールインタビューを敢行! ピナへの想いと舞踊団での日々、作品についてお聞きしました。 

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

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『コンタクトホーフ』について、初演時と変わった点、日本で上演するにあたり手を加えている点(日本を意識している点)はありますか?

瀬山>初演を見ていないのですが、どんな作品も振付はほとんど初演の時と同じです。変わったといえば、ダンサーの年齢の幅が広くなったということでしょうか。

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                            『コンタクトホーフ』 (c) Oliver Look


ダンサーとして、『コンタクトホーフ』とはどんな作品ですか? 

瀬山>あまりダンスはなく、シアター的表現が多い作品です。


好きなシーンといえば? また、踊っていて苦労する点は? 

瀬山>全てが私にとって好きなシーンです。苦労する点はないのですが、裏話としてなら……ハイヒールを長時間履いて公演をしているところかな。

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瀬山さん(中央)『コンタクトホーフ』 (c) Oliver Look


これまで各国で『コンタクトホーフ』を踊られてきて、
想い出深いエピソードがありましたらお教えください。

瀬山>私たちがツアーで各国に公演に行くときは、英語を混ぜることもありますが、大体その国の言葉を使います。ですから何ヶ月も前から覚え始めます。国によっては難しかったり……。でも、とても楽しいです。もちろん、国によって観客の反応が違うこともとても興味深いです。

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『コンタクトホーフ』 (c) Oliver Look


瀬山さんが考える『コンタクトホーフ』の魅力、色褪せない訳、長く愛される理由とは?

瀬山>私は、この作品が人と人とが触れ合う場所のように感じています。ひとりでそこにやって来て自己紹介をし、そこにいる他の人と触れ合ってみたり、そこには友情や愛や葛藤や難しさが生まれたり、またひとりになって自分自身と触れ合ってみたり。ピナの作品を踊るときはいつもそうなのですが、特にこの作品は何回上演しても私にとっては初演のような緊張感があります。舞台で起こる想いや体験が毎回毎回違って興味深いです。そしてそれを見ている観客ひとりひとりが自分の物語に置き換えたり、何かわからないけど感じたり、一体になったりする。それがピナの作品のある一つの魅力であり、それは時を超えて今も変わらず新鮮に観客に響くのです。

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『コンタクトホーフ』 (c) Maarten Vanden Abeele


最後に、日本の観客にメッセージをお願いします。

瀬山>カンパニーのみんなとまた帰って来れることがとても嬉しいです。久しぶりの日本公演を、私をはじめカンパニーのみんなもとても楽しみにしています。また、今回この素晴らしい『コンタクトホーフ』を再び日本で上演できることを大変嬉しく思っています。



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