イソフラボンの上手な摂り方
普段から大豆を食べる食習慣が大切
また、イソフラボンも摂り過ぎれば悪影響があります。安全に利用するにはサプリメントではアグリコン型に換算した量が1日30mgまでとされています。また、妊婦や授乳中の人は、胎児への影響や母乳を介して赤ちゃんに影響する心配があるため、利用しないでください。大豆製品については特に上限が設けられていません。
サプリメントを選ぶ場合、エクオール産生能力がある人は、「ダイゼインが多い製品を選ぶ+腸内環境改善」がおすすめです。より多くのエクオールが作られ、効果が得られやすそうです。
ただ、私のように産生能力が低い(エクオール産生菌がいない)人は、腸内環境改善でエクオールを作れるようになるとは限らないようです。しかし、だからといってイソフラボンの効果をあきらめる必要はありません。既にエクオールを配合した美容液などは販売されているので、近いうちにエクオールのサプリメントも登場してくれるかもしれません。それまでは、イソフラボンサプリメントに過剰の期待をせず、日常的に大豆製品を食べ、腸内環境の改善を続けておきましょう。