北京の五大スイーツ1「宮廷【女乃】酪(ミルクプリン)」
口の中でとろけるレアな食感が絶品!
トッピング付きもあるが、オーソドックスなタイプがおすすめ
店によって食感&味がzせんぜん違うので、食べ比べしても楽しい
この宮廷【女乃】酪、実は元、明、清の王朝において、門外不出とされた皇家のスイーツで、当時は貴族高官といえどもめったに口にすることができなかったと言います。それが、清末期になり王朝権力が衰えてくると、しだいに民間へと伝わっていきました。
現在、北京で最も美味しい宮廷【女乃】酪店は、南鑼鼓巷(ナンロウグーシャン)にある「文宇【女乃】酪店」。毎日行列ができるほどの人気で、売切れ次第閉店なので、到着はお早めに。また、店舗が小さくテイクインできないので、購入したら、道端で立ち食いすることになります。価格は10~20元とお手軽です。
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■文宇【女乃】酪店
住所:東城区南鑼鼓巷49号
TEL:010-6405-7621
営業時間:11:00~売り切れまで
北京の五大スイーツ2「糖葫盧(サンザシのべっこう飴)」
どこか懐かしい味…… 小粒のりんご飴
色々あって目移りしそう。まずは定番のサンザシをどうぞ!
定番のサンザシのべっこう飴。ミニりんごの串刺しみたいでとってもキュート!
糖葫盧の起源は、南宋の3代皇帝・光宗(在位1189年~1194年)の時期だとされています。皇帝の愛妃が病に倒れた際、氷砂糖とサンザシを煮たものを食べて回復したことが、民間に伝わり、後に今のように串刺しで売られるようになったとのこと。
前記した通り、糖葫盧は冬のシーズン時期になると、町中の道端で売られているのですが、衛生面で比較的安心な合法の屋台街「王府井小吃街」「東華門美食坊夜市」「京城九門小吃」や、デパートやスーパーの食品外などでの購入が無難です。こちらならば、シーズン以外でも食べられます。価格は1本5~10元、イチゴやキューイなど別のフルーツを使ったものはやや高めです。