トラベル英会話/交通機関で使う英語

ターンテーブルは英語で?手荷物受取から空港を後にするまでの英会話

日本語で使われている"ターンテーブル" ですが、英語では意味が異なり、正しくは"carousel" です。空港で入国審査が終われば、あとはリラックスして手荷物を受け取り、到着ロビーへ進みましょう。紹介するフレーズを参考にトライしてみてください。

小島 由美香

執筆者:小島 由美香

トラベル英会話ガイド

ターンテーブルは英語で何と言う? 空港での英会話

空港での英語……ターンテーブルは何と言う?

空港での英語……ターンテーブルは何と言う?

Baggage claim directory

"Claim" とあるのがターンテーブル番号。"Status" が空欄ならしばらく待って

大きな空港では、baggage claim(手荷物受取)エリアに案内板(baggage carousel board、baggage directoryなど)が出ているので、そこでターンテーブルナンバーをチェックするのが確実です。

日本語で使われている"ターンテーブル" ですが、英語では意味が異なり、正しくは"carousel" です。"Carousel "(発音はカルーセルですが、アクセントは"カ" におき、カルセルと短く)は本来、メリーゴーランドを意味する単語といえば覚えやすいでしょう。

"Which carousel will have my flight’s bags? My flight is xxx. "
「どのターンテーブルに行けば私のフライトの荷物がありますか?
私のフライトはxxxです」

"Where is baggage claim for flight xxx? "
「フライトxxxの手荷物受取はどこですか?」

荷物をピックアップしたら、最後は税関チェック。フライト中に渡される税関申告書(Customs Declaration Form)は、家族で一枚のみ記入すればOK。記入の際の注意点はこちら。

- 記入はすべて活字体(PRINT)で。筆記体はNG
- "carrier" とは目的地までの移動手段のことで、"JL008" などの便名を書く

係官が一目見て問題がなければそのまま通過となりますが、下記のように聞かれた場合でも、申告するものがなければこれ以上のことを質問されることはありません。

"Anything to declare? "
「申告するものはありますか?」

"Nothing."
「何もありません」
 

いよいよ目的地への移動。表示をよく確認して

税関を通過したら到着ロビーへ。さっそく最初の目的地へ向かっての移動手段を探しましょう。レンタカー、シャトルバス、タクシー、公共の交通機関(電車、地下鉄など)のいずれかを使うのが一般的ですが、これらはまとめて"Ground Transportation(地上での交通機関)" と表示されていることもあります。そちらへ向かうとさらに詳細の表示が出てきますのでそれに従ってください。
 
ground transportation sign

利用する交通手段へのアクセスは表示に従って

<Rental Cars(レンタカー)>
空港から少し離れたレンタカーのオフィスまでは無料シャトルで移動するのが一般的。数分おきごとに巡回しているので、予約しているレンタカー会社のシャトルを待ちましょう。大手レンタカー会社でない場合、到着してから送迎バスを呼ぶように言われることもあります。そのときは、電話でこのように伝えましょう。

"Hi. I just arrived at xxx airport. Can you pick me up? "
「今、xxx空港に到着したのですが、迎えにきてもらえますか?」

<Courtesy Shuttles(無料シャトル)>
"Courtesy Shuttles" とは、大手ホテルなどが宿泊客のために出している無料送迎バスの総称で、"Hotel Shuttles" と表示されていることもあります。こちらも同じく頻繁に巡回しています。系列のホテルをいくつか順番に回って行くこともありますので、その場合は、念のため自分のホテルに行ってくれるようドライバーに伝えておきましょう。

"Is this going to the xxx Hotel? "
「このシャトルはxxxホテルにも行きますか?」

"Can you take me to the xxx Hotel? "
「xxxホテルに行ってもらえますか?」

<Shared (Ride) Vans (小型の乗り合いバス)>
行き先のエリアごとに旅行者を数名まとめて乗せ、順番に目的地でおろしてくれる小型バンサービス。タクシーより時間はかかりますが、料金はエリアごとに決まっていて、しかもドアツードアなので、便利かつ経済的です。利用するときは、そのバンの行き先エリアを確認し、自分の目的地(住所)を伝えます。

"I’m going to xxx area. Which van should I take? "
「xxx エリアに行きたいのですが、どれに乗ったらよいですか?」

"How much is the fare to xxx? "
「xxx まで行くのにいくらかかりますか?」

なお、ドアツードアサービスなので、タクシーと同じく降りる際には20%程度のチップを上乗せすることをお忘れなく。また、グループで利用しても、料金は一人ずつのチャージとなります。

<Taxi(タクシー)>
ほかの交通機関を利用する自信がない、荷物が多い、グループで移動する、などのときはコレが一番。目的地が分かりにくいときは住所を紙に書いて伝えるのが確実です。

"Can you take us to this address? "
「この住所までお願いします」

タクシー乗り場以外の場所でタクシーを拾わないこと、また、料金メーターが付いていること、乗車したらメーターをきちんと作動させていることが確認できれば法外な料金を請求されることはまずありませんので、ご心配なく。大きな空港では、乗り場に係員がいて乗客を順番に案内してくれるので、だいたいの料金の目安を聞いておくのもよいですね。

"About how much does it cost to go to xxx? "
「xxx まで行くのにだいたいいくらかかりますか?」

<Train, Subway, Bus, etc.(電車や地下鉄、バスなどの公共交通機関)>
路線の名前や行き先近くの駅名などは事前にチェックしておきましょう。それでも不安なときは周りの乗客や運転手などに確認してみるといいですね。

"Is this going to stop at xxx? "
「これはxxxに停まりますか?」

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