<目次>
Q1.香水とは、何ですか?
香水は、賦香率「香水に含まれる香料の量」によって呼び名が変わります。
製造メーカーによって、オードトワレが7~8%のものや10%以上含まれる香水もあり、同じ「オード・トワレ」でも、賦香率も異なります。
Q2.「パルファン」と「オード・トワレ」の違いはなんですか?
A.「パルファン」と「オード・トワレ」の大きな違いは、賦香率「香水に含まれる香料の量」が異なる事です。「パルファン(香水)は強く香る」と思われがちで敬遠される方が多いですが実は深みとコクがあり長時間香りますが、決して強い香りではありません。むしろ、オード・トワレと比べ、拡散性が少なく上品で控えめな香りの場合もあります。Q3.「パルファン」と「オード・トワレ」の、上手な使い分けとは?
A.オード・トワレは日中用。パーティや、ドレスコードのある正装する場では、パルファンがオススメです。また、日中にオード・トワレを使用し、アフターファイブでパルファンと付け足す。という使い方も、香水上級者向けです。Q4.なぜ、パルファンは量が少ないのに、高価なのですか?
A.オード・トワレと比べ、パルファンが高価な理由は、香り立ちは同様でも、原料の配合が異なっている場合があります。ですので、オード・トワレとパルファンとでは、香りは似ていても、実際に肌に付けると奥行きや香りの広がり、優雅さなどが異なります。Q5.男性用香水と女性用香水の違いは?
A.通常、男性用には「FOR MEN=フォーメン(英語)」「Pour Homme=プールオム(フランス語)」「Per Uomo=ペルウオモ(イタリア語)」など記載されています。しかし、名前を見ただけで男性用だとわかる香水や、もともとが男性専用のブランドの場合には、男性用だという表示がされないことがあります。最近は、カップリングフレグランスが多くなり、男性・女性用ともに同じ名前をつけている香水も多く見られるようになりました。■男性用■
英語
「For Men」「Men」「For Him」「Gentleman」 など
フランス語
「Pour Homme(プールオム)」「Homme(オム)」「Pour Lui(プールリュイ)」「Lui(リュイ)」「Masculin(マスキュラン)」 など
イタリア語
「Per Uomo(ペルウオモ)」「Uomo(ウオモ)」「Per Lui(ペルルイ)」「Lui(ルイ)」 など
■女性用■
英語
「For Women」「Women」「For Her」 など
フランス語
「pour Femme(プールファム)」「Femme(ファム)」「Poru Elle(プールエル)」「D’Une Femme(デュンファム)」 など
イタリア語
「Per Donna(ペルドンナ)」「Donna(ドンナ)」
「Per Lei(ペルレイ)」 など
Q6.香水は、いつまでに使えばいいの?
A.香水は、時間の経過等とともにアルコールが少しずつ抜け、香りが変化しますので、1年以内に使い切るのが理想的です。未開封であれば、2~3年くらい大丈夫なものもあります。Q7.香水は、どこにつければいいの?
香水の付ける場所に、正しいルールはありませんが、香りは「下から上に香る」習性があります
また、洋服は素材によってシミになる場合があるので、直接肌に使用するのがオススメです。耳や顔の周りは避け、ウエストや手首やひざの裏、足首や肩などに、少量ずつつけましょう。
Q8.気にいってる香水が2種類あるんだけど混ぜて使うのは良い?
A.結論から言うと、混ぜて使用するのは、おすすめしません。香水は、完成された状態で販売されています。1つ1つの作品は、調香師が何百回、何千回と調香し直して、完成した言わば芸術品です。完成された作品同士を混ぜると、トップノート~ミドルノート~ラストノートのバランスが崩れたり、成分によって混ぜることで、光毒性の強い香料が増えてしまい肌に影響が出ることもあります。
Q9.気にいってる香水2種類を、どうしても併用したい場合は?
A.同じ商品のオード・トワレとパルファンを使用することをおすすめします。例えば、日中にオード・トワレを。夜にパルファンを。異なる香水を、同時に2種類付けたい場合は、上半身と下半身に分けて使用します。例えば、フローラル系なら2種類とも香りが比較的近いフローラル系やオリエンタル系なら、2種類とも香りが比較的近いフローラル系。同じ系統の香水を 上半身と下半身にわけて使います。下半身には、甘くて重めの香りを。上半身には、ライトな香りを。もし、どうしても2種類を使いたい場合は、こんな感じで使う事をお勧めします。
【関連記事】