食パンの価値について考える
飲み物も、コーヒーはオーダーが入るごとに一杯分ずつ挽いてハンドドリップし、軽く2杯分あります。オレンジジュースは果実味たっぷりの絞りたて。それらがサーヴされるテーブルは複製品ではなくて、北欧のデザイナーによる手仕事の作品。あちこちからほんとうに良いと思って選ばれたもの、本物志向が伝わってきます。シェフキュイジニエ、高橋健二郎さん
食パンの包装は都会的にシンプル。銀座土産におすすめ
スーパーに行けば100円以下のパンもある時代。「日本の食パンは安すぎる。大手のラインではどんどん作れるから売価58円、原価48円なんていうのもある。でも個人店ではそんなことはとてもできない。パンの価値は本当にそんなに低いのか?と思うんですね」西川さんは言います。VIRONでは一袋一袋、職人による調整が必要な小麦粉レトロドールを使うなど、個人店にしかできないことを極めてきた西川さん。
「ここでは、今日作った食パンを今日サンドイッチで食べてもらう。それが我々にできることです。食べてもらえばわかるはず。銀座に来た時の特別な食でいいんです。ほんとうにおいしい食パンを買いたい、と思っていただけたら」
奥の部屋は書斎のよう
まずは「ほんとうにおいしい食パン」をゆっくりと味わって、パンの価値について、日本のパンの未来について、考えてみたくなるお店です。
セントル・ザ・ベーカリー
住所:中央区銀座1-2-1(桜通り)東京高速道路紺屋ビル1F
電話:03-3562-1016
営業時間:10:00~18:00(16:00L.0 パンの販売は18:00まで)
Yahoo!地図情報
【関連記事】
食パン専門店セントル ザ・ベーカリー 青山にオープン
ラ・カンティーヌ サントル【有楽町】
ベストパン★2012結果発表
VIRONの美味しさの秘密と小麦粉の販売開始 (2006.3 記事)
みんなのぱんや【丸の内】(2006.3 記事)
エシレ・メゾン デュ ブール 丸の内 (2009.9 記事)
NY風ハンバーガー店、ゴッサムグリルOPEN (2009.3 記事)
新スタイルのパン店VIRON渋谷にOPEN(2003.7記事)