タオルを使った二の腕痩せストレッチ
二の腕は隠すから太くなる? ストレッチで魅せる二の腕作りを始めましょう!
普段から二の腕を意識的に鍛えている女子は少ないとは思いますが、逆に言えば、眠っていた筋肉を刺激するように動かせば、しっかりと引き締めることが可能です。「やらなくては……」と思っているのに、ついつい隠し通してしまう二の腕。実はとても脂肪が付きやすい部位なのです。その原因とは?
◆むくみやすく、冷えやすく、セルライトがつきやすい
脇の辺りから背中にかけてはリンパが滞りやすい部位。また、脂肪によって冷えやすく、セルライトになりやすい、太ももやお尻周りと同じように気をつけなくてはいけない部位なのです。
◆二の腕(上腕三頭筋)を日常動作の中で使うことがあまりない
二の腕は、力こぶ(上腕二頭筋)は荷物も持つなど“引く力”で普段使われますが、裏側のぽちゃ腕になりやすい、上腕三頭筋は“押す力”。この動きは普段の生活ではほとんど使われていません。
<目次>
エクササイズが苦手な女子にはストレッチがオススメな理由
こうなると「エクササイズや筋トレでしかぽちゃ腕からの脱却はないのか」と思ってしまう運動が苦手な女子もいるかもしれません。しかし、ストレッチでも十分効果を得ることは可能なのです。そもそもストレッチの目的は、筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域を広げ、運動効果を高めること。つまり、普段から体を動かす習慣のない人がいきなりエクササイズを始めても期待しただけの結果が得られない場合があります。
しかしながら、関節の可動域が広く、大きく動かせるということは、それだけ動作の幅が広がり、筋肉をストレッチする効果が上ります。その結果、血液循環がよくなり、細胞のすみずみにまで質のいい血液が流れ、臓器が活性化され、毒素は排出されます。この循環がうまくいくようになると、体にも余分な水分や脂肪が溜まりにくくなるので、太りづらくなります。
そこで今回は、タオルを使い効果を最大限に引き出すストレッチをたっぷりとご紹介します。
痩せ体質になる体側伸ばしストレッチ
このストレッチでは、タオルを掴んだ腕を強く伸ばすことで二の腕から三角筋、肩甲骨周辺についている僧帽筋を刺激します。さらに体を左右に大きく伸ばす動作で、腹筋(特にくびれをつくる腹斜筋)をほぐしながら、血液循環を促し基礎代謝を上げていきます。特に食事前に動作すると、燃焼される脂肪の量が増え、エネルギーも長く持続するようになるので、食べる量も少なくて済みます。1. 膝の真上に足の付け根が来るように体幹(胴体部分)を意識し、膝立ちになります。タオルの端を持ち、息を吐きながら腕を頭の上に伸ばします。
腕の可動域を最大限に広げる代謝アップストレッチ
このストレッチは、関節の可動域を広げるためには絶対にはずせません。一見簡単そうに見える動作ですが、実践するとご自身の「肩の硬さ」に驚くかもしれません。股関節の硬さは多くの人が意識し、改善させるための股関節ストレッチなどを実践していると思いますが、肩や腕の関節の硬さに関しては見過ごしがちです。
しかし、この硬さが腕の疲れや肩の疲れを引き起こし、関節の可動域を狭めて「ぽちゃ腕」になるのです。この動作はストレッチ効果だけでなく、胸の大胸筋や背中の僧帽筋など代謝を上げてくれる大きな筋肉を刺激するので、痩せ効果も期待大です。
1. 膝の真上に足の付け根が来るように体幹(胴体部分)を意識し、膝立ちになります。タオルの端を持ち、息を吸いながら腕を頭の上に伸ばします。
二の腕を引き締め、華奢な腕のラインを作るストレッチ
このストレッチは、日常動作ではなかなか使われない「後ろに押し出す力」でダイレクトに二の腕を引き締めていきます。さらに腕を後ろに押し出す動作は、大胸筋のストレッチもプラスされるので、猫背姿勢の改善にも一役買ってくれそうです。胸を閉じる姿勢は、呼吸が浅くなり、体は酸素不足から血行不良になり、おブスな症状が出やすくなります。例えば、太りやすくなったり、肌荒れや冷え性、または肩こり、腰痛など健康面でも残念な結果を招きかねません。これらを解消してくれるストレッチをぜひとも習慣にしてみてください。
1. 膝の真上に足の付け根が来るように体幹(胴体部分)を意識し、膝立ちになります。お尻のあたりでタオルを持ち、持つ手の幅は肩幅にしましょう。
【関連記事】