毎日のタイ料理/タイのスープレシピ

トムヤムクンの基本の材料と作り方!材料アレンジもOKな簡単レシピ

世界三大スープの1つと言われる「トムヤムクン」は、甘い・辛い・酸っぱい味が特徴です。タイの屋台では気軽に食べられる、現地では人気の日常食です。このレシピではエビを使いますが、材料のアレンジもOKなのでお味噌汁感覚で作れます。

下関 崇子

執筆者:下関 崇子

毎日のタイ料理ガイド

トムヤムクンの基本の材料と作り方!材料アレンジもOKな簡単レシピ

所要時間:15分

カテゴリー:汁物・スープ・鍋スープ

トムヤムクンのレシピ!材料のアレンジOKな世界三大スープ

タイ語で、トムヤムクンの「トム」は煮る、「ヤム」は和える、「クン」はエビという意味。このトムヤムスープには、濁り汁タイプと、すまし汁タイプがあります。

今回ご紹介するのは、日本でよく知られている濁り汁タイプ。具はエビを使いましたが、鶏肉、白身魚、シーフードミックスなど、どんなものでもOK。タイでは具材のアレンジもいろいろ、お味噌汁感覚の気軽さで食べられています。
 

トムヤムクンの材料(2~3人分)

トムヤムクンの材料
えび大きさにより5~10匹
きのこマッシュルーム5個、またはエリンギ1本など
レモングラス1本(乾燥のものならひとつかみ)
バイマックルーこぶみかんの葉、2~3枚
生姜2~3枚
唐辛子1本
パクチー適量(根も使う)
ナンプラー大さじ1
加糖練乳大さじ1
レモン汁大さじ3
チリインオイル大さじ1
代用できる食材、省略可能な食材などは、作り方・手順で解説します。

トムヤムクンの作り方・手順

トムヤムクンの作り方

1材料を揃える

パクチーの葉(飾り用)はザク切り、根は叩いてつぶす。<br />
パクチーの葉(飾り用)はザク切り、根は叩いてつぶす。

2鍋で湯を沸かし、ハーブを加える

鍋に水1.5カップを入れ、生姜のスライス、つぶした唐辛子、パクチーの根、レモングラス、こぶみかんの葉を加えて火を付ける。<br />
鍋に水1.5カップを入れ、生姜のスライス、つぶした唐辛子、パクチーの根、レモングラス、こぶみかんの葉を加えて火を付ける。
唐辛子は鷹の爪や粉末唐辛子で代用してもOK。生姜は、タイハーブ「カー(なんきょう)」の代用として使っています。カーは、生のレモングラス、バイマクルーとセットになってタイ食材店で売られていることも多いです。乾燥のものはどれも、カルディなどの輸入食材店で入手可能。

3チリインオイルを加える

ナンプラー、チリインオイル、練乳を加えます。<br />
ナンプラー、チリインオイル、練乳を加えます。
練乳は、タイで調理用によく使われるコーヒーミルクの代用として使っています。牛乳やココナッツミルクを加えても良いでしょう。

4えびを加える

えび、きのこ(今回はマッシュルームを使用)加える。えびに火が通ったら、レモン汁を加え、ひと煮立ちして完成。器に盛り、パクチーを飾る。<br />
えび、きのこ(今回はマッシュルームを使用)加える。えびに火が通ったら、レモン汁を加え、ひと煮立ちして完成。器に盛り、パクチーを飾る。
マッシュルームはフクロダケの代用として、レモン汁はライム汁の代用として使っています。

ガイドのワンポイントアドバイス

「トムヤムクンの素」を使わなくても、簡単に作れるトムヤムクン。生のタイハーブは冷凍保存、乾燥ハーブも長期保存が可能なので、ぜひ作っていただきたいところです。でも、ここだけの話、「チリインオイル」「ナンプラー」「生姜」「レモン汁」だけでも、それっぽい味になるので、ハーブを揃えるのは敷居が高いと感じる人は、まずはハーブ抜きで作ってみて下さい。料理に慣れてきたら、生ハーブを加えて本格派にチャレンジ! 「チリインオイル」はカルディなどの輸入食材店で購入可。トムヤムスープだけでなく、炒め物などにも使える万能調味料です。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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