パリでも大人気!小さくてかわいいプチシュー
フランスでは全くと言っていいほど、お菓子屋さんにシュークリームは並んでいません。しかし、最近パリにシュークリーム専門店ができ、パリジェンヌ達から大人気!それも、小さなプチシューなので、ちょっとしたおやつにちょうどいいみたいです。今回は、そんなプチシューにアーモンド風味のクリームを合わせたレシピをご紹介します。アーモンドプラリネ入りのクリームは、パリブレストのようなテイストです。
アーモンドプチシューの材料(30個分)
アーモンドプチシューの作り方・手順
シュー生地の作り方
1:水、牛乳、グラニュー糖、塩、バターを沸騰させる
手鍋に水、牛乳、グラニュー糖、塩、バターを入れ、強火で一気に沸騰させる。この時、材料を完全に液体状にする。沸騰したら火を止める。
2:薄力粉を加え、再加熱
薄力粉を加え、木べらで手早く混ぜ合わせる。粉玉がなくなり、まとまってきたら1分ほど強火で加熱し、水分を飛ばす。鍋の底に膜がはってくるぐらいが目安。
水分を飛ばしすぎると、油がでてきてしまうので要注意!3:生地に卵を少しずつ加えていく
2をボウルに移し(鍋底の膜の部分は入れない)、溶いた卵を数回に分けて加え、その都度木べらで混ぜる。木べらで生地を持ち上げたとき、生地が三角形にぶら下がり、その3秒後位にまた生地が落ちる位の固さがベスト。
2の工程で加熱しすぎると、分量以上に卵が必要になることがある。4:生地を丸く絞り、形を整える
生地を丸口金をつけた絞り袋に入れ、ベーキングシートの上に小さく絞っていく。その上に、水をつけたフォークの背で縦横に模様をつけ、形を整える。霧吹きで水をかけてからオーブンに入れる。200℃で10分焼き、さらに180℃に下げ10分焼く。膨らんだ生地の隙間(しわ)にも焼き色がついたら焼き上がり。
クレームパティシエール(カスタード)の作り方
5:卵黄、グラニュー糖、粉類を混ぜ合わせる
ボウルに卵黄を入れ溶きほぐしてから、グラニュー糖を入れ、白っぽくもったりとするまでホイッパーで混ぜ合わせる。そこに合わせてふるった薄力粉とコーンスターチを加え、粉気がなくなるぐらいまで混ぜる。
6:牛乳、バニラビーンズを沸騰させる
手鍋に牛乳とバニラのさや、バニラの種を入れ、沸騰させる。
7:5と6を合わせて混ぜる
5に6を少しずつ加え、ホイッパーで混ぜる。6の入っていた手鍋にザルで漉しながら戻していく。ここで、バニラのさやは取り除く。
8:手鍋で炊き上げていく
火にかけ、絶えずヘラで混ぜ続ける。ある程度とろみがついてきたら、火からはずし、ホイッパーでクリーミーになるまでかき混ぜる。そしてまたヘラに持ち替え、火にかける。ふつふつと沸騰し、つやがでてきたら完成。バットやボウルに移し、ピタッとラップをして冷ます。完全に冷めたら、ヘラでこしをとってから使用する。
プラリネクリームの作り方&仕上げ
9:生クリームにプラリネペーストを加えて、混ぜ合わせる
5分立て位まで、泡立てた生クリームに、湯せんでやわらかくし、冷ましておいたアーモンドクリームを加え8~9分立てくらいまで泡立てる。クリームは星口金をつけた絞り袋に入れる。
10:シュー生地をカットする
あら熱がとれたシュー生地を、3分の1ぐらいのところで上をカットする。
11:クリームを絞る
シュー生地の下の部分(空洞部分)にクレームパティシエールを絞っていく。さらに、その上に9のアーモンドクリームを絞る。その上から、10で切り離したシュー生地の上の部分をかぶせれば完成。上から飾りとして、粉糖をかけてもいい。
ガイドのワンポイントアドバイス
シュー生地を焼く前に、アーモンドダイスやアーモンドスライスをトッピングしてもオシャレかつ、アーモンド感が増します。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。