食べ方で変わる生姜のパワー
血行を促進し、身体を内側から温めることで一躍ブームになった生姜。健康効果も、アンチエイジング効果も、美容効果も高いので、女性にはとても愛用されています。
でも、その生姜ですが、食べ方によって効果がちょっと違います。
すりおろしたり、刻んだりして生で生姜を食べる場合は、「ジンゲロール」という成分が働きます。
ジンゲロールは、殺菌効果があるので、食中毒や風邪の予防にぴったり。また、血液の中を流れて、手足の先端にある毛細血管を広げるので、先端がポカポカしてきます。
でも身体の内部にある熱を手足の先端に送ってしまうので、深部の体温はやや下がってしまうそう。
そこで生姜を加熱したり乾燥させて食べたほうが、より身体が内側から温まるということなんです。
生姜は熱を加えると、ジンゲロールが一部「ショウガオール」という成分に変化し、これが胃腸の壁などを刺激して、血流をアップさせるようになるのです。
つまり身体を芯からポカポカにするには、ジンゲロールとショウガオールの両方を持ち合わせた乾燥生姜のほうが、より効果があるのです。
乾燥しょうがの作り方
外で太陽光にさらして、乾燥させても良いのですが、風で飛んだりしないように工夫しなければならないし、最近は大気汚染も気になるので、簡単な電子レンジで作れる方法をご紹介しましょう!- 根生姜を均一の薄さになるように、スライサーか包丁で薄切りにします
- 耐熱皿に、重ならないようにして並べます
- ラップなしのまま、電子レンジで600Wなら6~7分ほど加熱
- 縮んで乾燥したら出来上がり!
何にでも相性のいい乾燥生姜
この乾燥生姜は保存ビンに入れて、スープや味噌汁、お茶など何にでも入れています。小さなタッパーに入れて、会社や使い捨てカップのカフェでお茶を飲む時にもいくつか落として飲んでます。もちろん、最後には生姜も食べちゃいます!
紅茶、ハーブティー、プーアール茶、野草茶などが相性が良かったです。黒糖やはちみつを入れるとさらに温め効果がアップしますよ!
すぐ身体がポカポカに
温かいお茶やスープに入れて飲むと、すぐ身体がポカポカしてきます。寝る前は、豆乳を温めてハチミツと乾燥生姜を入れて飲んで寝ると、一晩中身体が温かくて、よく朝のお肌の調子も良くなります。※データは記事公開時点のものです。