おいしく中国茶を淹れる3つのポイント
おいしく淹れるポイントは日本茶と同じように主に3つ。あらかじめ茶器をしっかり温めておくのも中国茶ならではの香りをよりひき立たせるために忘れずに。
- 茶葉の量: 球状の茶葉なら底を敷き詰めるくらい、カサのある茶葉なら1/3くらいが目安
- お湯の温度: 緑茶・白茶・黄茶は80℃前後の低めの温度で、青茶・黒茶・紅茶は沸騰したての熱いお湯で淹れるのがポイント
- 抽出時間: 1煎目は1分前後、2煎目以降は30~40秒長くしていくのが目安
淹れる時間、使う器も楽しみのひとつ
それぞれのお茶の特徴に合わせて、茶葉の量、お湯の温度、抽出時間を調整しながら好みの香味を引き出していくのは楽しいもの。
茶葉を購入すると、適量や淹れ方の簡単な説明が記載されていることが多いので、それを目安にするのがいいでしょう。
あると便利な道具
手前から、茶則、茶鋏、茶さじ
茶盤(ちゃばん): 茶壷を温めるために上からお湯をかける時など、そのまま下にお湯がたまる仕組みになっているので便利。竹製、陶器製、ステンレス製などがあります。
茶漉し: 茶海の上にのせて使う茶漉しは、扱いやすいステンレス製のものから、個性ある陶器製のものまでいろいろあります。
茶則(ちゃそく): 茶葉をすくったり量をはかる目安になります。
茶さじ: 茶葉を茶壷に入れるときに使います。
茶鋏(ちゃばさみ): 熱い茶杯や大きな茶葉を挟むときに使います。
中国茶器をとりいれて気軽に中国茶を楽しみましょう
茶葉が手に入ったらお湯を沸かして、気軽に中国茶の世界を覗いてみましょう。
中国茶カフェでは、丁寧に淹れ方を教わりながらゆったりとティータイムを楽しむことができるので、近くにある場合は足を運んでみるのもおすすめです。