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マンションのブランド戦略「プラウド感謝祭」

マンションブランド「プラウド」を手掛ける野村不動産は、誕生10周年を記念して大規模イベント「プラウド感謝祭」を開催。東京国際フォーラムにおける二日間(2月10日・11日)の来場総数は約1.6万人に達する見込み。

坂根 康裕

執筆者:坂根 康裕

高級マンションガイド

 

「プラウド感謝祭」

会場入口

会場入口

野村不動産は、プラウド誕生10周年を記念して大規模イベント「プラウド感謝祭」を開催した。概要は以下の通り。

日時:2月10日(日) 12:00~18:00、2月11日(月・祝) 10:00~17:00
会場:東京国際フォーラム地下2階展示ホール 約5,000平米
内容:6つのゾーンにて各イベントを開催
招待対象:プラウド会員、プラウドの前身シリーズから野村不動産がこれまで分譲してきたマンション購入者、ゼネコンや広告代理店など関係協力会社社員など。
来場者数:両日で約1.6万人。

6つのゾーンは、野村不動産が分譲実績を紹介する「プラウド ブランドゾーン」、エコライフの解説や靴磨きの実演コーナーなどがある「プラウド ライフスタイルゾーン」、オーナー限定で住み替えセミナーなど「オーナーズサービス(セミナー)ゾーン」、有名ゲストのトークショーなどが行われる「プラウド ステージゾーン」、モデルルーム設営の家具などを販売する「プラウド マーケットゾーン」、書籍などを販売する「メディアゾーン」。
「プラウド ブランドゾーン」壁一面に過去のプラウド物件分譲時のチラシが飾られた。

「プラウド ブランドゾーン」壁一面に過去のプラウド物件分譲時のチラシが飾られた。

「プラウド ステージゾーン」有名ゲストのトークショーの風景

「プラウド ステージゾーン」有名ゲストのトークショーの風景

「プラウド ライフスタイルゾーン」靴磨き実演コーナー

「プラウド ライフスタイルゾーン」靴磨き実演コーナー

「プラウド マーケットゾーン」モデルルームで使用した家具などを販売

「プラウド マーケットゾーン」モデルルームで使用した家具などを販売


目的は「楽しんでもらう」

プラウド感謝祭

プラウド感謝祭

10年間における「プラウド」マンションの実績は、全国で524物件、約4万戸(2013年1月末現在)。ブラウド会員は約27万人(同)。このような催しは今回が初めて。今週16日(土)、17日(日)は大阪の梅田スカイビルで関西版を予定している。来年以降の開催は未定だという。

広報担当者によれば、目的は「シンプルに楽しんでいってもらうこと」。ゼネコンや広告代理店など事業関係者にも参加を呼び掛けた。会場はたくさんの人でにぎわっていた。

現在、マンションのモデルルーム以外で友の会会員や購入者または契約見込み客との接点の場を設けているのは、三井不動産グループの「住まいモール」のみ。三菱地所グループが今春、丸の内エリアの一画に「三菱地所のレジデンスラウンジ」をオープンする予定だ。両社は、分譲マンション、注文住宅、中古物件、リフォームなど住まいのあらゆる相談をひとつのスペースで受け止める体制を整え、さらなる顧客の囲い込みを図る。

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