値下げする前にどこまで我慢するか考える
アドバイザー:「値下げした単価9千円で、おなじ100万円の利益をだそうと思えば1,111個、つまり111個たくさん売らなければなりません。」売上 999万円(@9千円×1,111個)
固定費 300万円
変動費 599万円
利益 100万円
社長:「安くしても、いままでより10%以上も売らなければ、儲けとしては少なくなるのかあ。」
アドバイザー:「儲けがあるあいだ、耐え忍ぶのも一つの選択です。そこで損益分岐点を考えます。」
売上=固定費+変動費となるのが損益分岐点
社長:「損益分岐点とはどこから利益になるかという売上ですね。」
アドバイザー:「そうです。売上=固定費+変動費となるのが損益分岐点です。固定費が300万円で変動費率が60%ですと損益がトントンとなる損益分岐点は750万円になります。もし単価を変えずに1万円で売ると750個まで売れていれば利益が出ているということなります。」
社長:「つまり値下げぜず、損益分岐点まで我慢するのも一つのやり方ということですね。」
アドバイザー:「値段を一度下げると、上げるのに相当に苦労します。損益分岐点がいくらなのか、常に考えながら方針を決定していくとよいでしょう。」
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