近年のお茶ブームも見逃せない!パッケージにもうっとり

フォルスマン・ティー

フォルスマン・ティーから出されている茶葉は、パッケージそのものがギフトのよう。真ん中は「オーロラ茶」の名がついたブレンド・ブラックティー

コーヒーに続いて、近年どんどん勢いを強めてきているのがお茶ブーム。コーヒー陳列棚のそばには、負けじと棚を占拠する、数あまたのティーパックや茶葉が目に飛び込んできます。

ムーミンのお茶

ノードクヴィスト社からは、ほのぼのとしたムーミンパッケージのお茶も販売されている

フィンランドのお茶業界で激しく競合する国内ブランドを挙げるなら、1979年創業で「アロマティー」というコンセプトを初めて国内に持ち込んだというノードクヴィスト(Nordqvist)社と、奇しくも同年に創業し、製品がロシアからカナダまで各国に多く輸出されているフォルスマン・ティー(Forsman Tea)社。どちらの商品も、素材にこだわりがあるのはもちろん、さらにさまざまなフレーバーを加味したバラエティ豊かなラインナップに驚かされます。クリスマス・ティーやなど、季節を意識した限定品にも要注目!

茶葉やティーパックはいくつ買ってもあまりかさばりませんし、ラッピングがなくとも、そのものだけで十分ギフトになりそうな愛らしいパッケージが、友人へのお土産にもピッタリなのでは?

 

極太ソーセージのお供、ケチャップいらずの旨みたっぷりマスタード

フィンランドマスタード

フィンランド人の大好物、極太ソーセージに欠かせないフィンランドマスタードは、辛さ控えめなぶん旨みが引き立っている

フィンランドの国民食のひとつと言っても過言ではないのが、湖畔やコテージなど、屋外で火を炊くときに必ずグリルして食べる極太ソーセージ、マッカラ(Makkara)。ただしマッカラ自体は肉加工品で日本への持ち帰りができないので、代わりにマッカラの相棒的存在である、フィンランドマスタードをお持ち帰りするのはいかがでしょう。

フィンランドのマスタードは、総じて辛さよりも旨み重視。料理やソースの隠し味などにもよく使われます。同じメーカー内の辛さレベルの違いはラベルや蓋の色の違いで示してあり、一番辛さを抑えてあるマイルド味は、子供でも好んで食べる子がいるほど。ほくほくの焼きたてマッカラをほおばるときも、マスタードさえあればケチャップなしで十分!という人が多いですね。ぜひ一度お試しあれ。

レトルト食品で味わう、フィンランドの郷土料理

レトルト食品

赤地に白のニワトリマークが目印のサーリオイネン社が販売するレトルト食品は、フィンランドの伝統料理を手軽にアレンジしたものばかりでクオリティも高い

フィンランドのさまざまな伝統料理や家庭料理を手軽に味わってみたいなら、白いニワトリマークが目印の、サーリオイネン(Saarioinen)社のレトルト食品にぜひチャレンジしてみてください。各種伝統スープから、ミートボール、キャセロールまで、ありとあらゆる郷土料理が、レンジでチンするだけですぐに食べられます。いずれのメニューも、レトルトとは思えないごろっとした具材がしっかり入っていて、味もとても好評。ただし、肉類が入った商品は日本への持ち帰りは認められません。また、ほとんどの製品はプラス6度以下での保存が勧められているので、保冷剤がないと安心して持ち帰るのは難しいかもしれません。少なくとも、現地の滞在ホテルで、軽食・夜食として試すのにはもってこいの商品ばかりです。

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冗談の通じる知人宛限定!世界一まずい(?)飴サルミアッキ

サルミアッキ

サルミアッキは、塩化アンモニウムが原料の真っ黒なお菓子で、キャンディー・グミ・チョコレート・アイスなど、形態はさまざま。実に形容しがたい匂いと味なので、一度は自身で果敢に挑戦してみて欲しい

最後に恐る恐る紹介したい味土産の候補が、日本でも近年たびたび「世界一まずい飴」と噂されている、サルミアッキ(Salmiakki)という名の嗜好品。サルミアッキは塩化アンモニウムを原料とした真っ黒いお菓子(?)で、強い塩気とアンモニア臭、そしてなんとも形容しがたい独特の風味を有しています。これはもう、一度食べて天国か地獄か、をおのおの判断していただくしかありません。どういうわけか、フィンランド人の多くはこの味をおいしいと感じる味覚を持っていて、常に携帯して口寂しくなったらほおばらずにいられない、という中毒気味の人も少なくありません。

グミや飴として加工された商品が主流ですが、フィンランド人のあまりの偏愛ぶりが高じて、スーパーではアイスクリームやチョコに溶け込んでいる商品まで見受けられます。ネタづくりには事欠かないユニークなお土産候補ですが、嫌われたくない相手や上司、まして取引先のお相手などには決して迂闊にあげるべきではないことを、忠告しておきます。

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