街のスーパーマーケットには、思いがけないお土産候補がいっぱい!

フィンランドのスーパー

市民の暮らしを支えるスーパーでは、思いがけずフィンランドらしさにあふれた商品や、目を引くパッケージデザインにたくさん出会えるのが楽しい

旅のお土産を探すなら……昔ながらの「これぞ」という品ばかりが並んだ民芸店や気鋭のデザインショップも魅力的だけれど、実は街角の何気ないスーパーマーケットこそが断然おすすめ!

市民が日常的に利用するスーパーでは、もちろん工芸品や高級感のあるものは見つかりにくいでしょう。その代わり、 その国の素朴な生活感にあふれていて、手に取ればふっとその国の暮らしを思い浮かべられる品がたくさん並んでいるのが、スーパーの魅力。何より、個性的なものを安く一気買いができるので、特にたくさんの友達や同僚へのばらまき土産を見つけるには、地元のスーパーこそがお手軽でぴったりな場所なのです。

新聞紙

スーパーの入口付近や駅などで手に入るフリーペーパーは、異国語の活字もエキゾチックでりっぱな包装紙に早変わり

スーパーで買ったものだとラッピングが……とお悩みなら、例えばホテルや街なかで入手できる新聞・フリーペーパーを利用して、自分の手で一手間かけて包むというアイディアはいかが? 気持ちが伝わる上に、お土産自体の「その国らしさ」もアップします。今回は、フィンランドのスーパーでは例えばこんなものが見つかりますよ、こんな意外なものまで喜ばれますよ、といったヒントをどんどん提供していきたいと思います。なるほどこんなものもお土産になってしまうのか! と納得したらぜひ、滞在中にご自身の眼と感性で、さらにいろいろと発掘してみてくださいね。

なお、知っているとよりディープな買い物ができるフィンランドのスーパーの利用方法については、過去記事「フィンランドの基本情報・常識・マナー」を参照ください。

フィンランドの「お土産チョコ」王道ブランド、ファッツェル

ファッツェルのチョコレート

1891年創業のファッツェル社は、フィンランドが誇る老舗チョコレートメーカー。ヘルシンキ市内には高級感あふれる専門店やカフェもあるが、スーパーで気軽に買えるチョコレートや駄菓子なども広く生産している

まずはごく定番から。海外からのお土産といえばチョコレート、フィンランドのチョコレートといえば、120年以上の伝統を誇る老舗メーカー、ファッツェル(Fazer)社。

ファッツェル社の商品展開は驚くほど広範囲。立派な手土産になるリッチな箱詰めのチョコレートから、スーパーでぱっと手を伸ばせる駄菓子チョコまで、ありとあらゆるグレードや種類のチョコレート商品を網羅しています。しかもどれをとっても甘すぎず万人受けするテイストで、値段のわりに高品質と大人気! また、チョコだけでなくファッツェル印のグミやキャンディー・パン・ケーキなどもたくさん出回っていて、まさに食品売り場を歩けばファッツェルに当たる、フィンランド屈指の王道メーカーです。

ココアパウダー

スウェーデン屈指のグラフィックデザイナー、オーレ・エクセルがデザインした、印象的なパッケージの純度99%ココアパウダーもお土産にちょうどいいサイズ

気軽なお土産として人気なのは、年々さまざまな新フレーバーが加わっていくスティックチョコや、パッケージもおしゃれな板チョコ、何かと使い道の多いココアパウダーなど。人気度1、2位を争うヘーゼルナッツ味のロングセラーチョコの商品名は、日本人が思わず反応してしまうgeisha(ゲイシャ)。いずれも、人にあげるだけでなく、街散策中の糖分補給のために自分のカバンにもしのばせておきたいアイテムばかりです。

 
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